【呪術廻戦】269話のネタバレ感想・考察まとめ|乙骨が元の肉体に戻る・新宿決戦の反省会

呪術廻戦269話アイキャッチ 呪術廻戦
引用元:週刊少年ジャンプ2024年42号

9/17(火)発売の週刊少年ジャンプ2024年42号(9月30日号)に掲載されている『呪術廻戦』の269話「検討」のネタバレをまとめています。
269話にて描かれた乙骨が元の肉体に戻った方法・経緯を始め、新宿決戦の作戦内容の振り返り、シン・陰流の門外不出の”縛り”などを考察しています。
呪術廻戦269話の内容のあらすじのほか、シン・陰流の当主の正体、前当主の目的・生死などもまとめているので、是非ご覧ください。

目次

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29巻
255話 256話 257話 258話 259話
260話 261話 262話 262話-2 263話
30巻
264話 265話 266話 267話 268話
269話 270話 271話

▼2024年内に連載終了?残り話数は?

呪術廻戦268話の内容のおさらい

前話のネタバレ・あらすじまとめ

①宿儺・伏黒の魂での会話の様子

  • 伏黒の魂に問い掛ける宿儺が描かれる
  • 差し出された手すら拒んだと指摘する宿儺
  • 伏黒が助けた虎杖は大勢人を殺したと続ける
  • 宿儺は伏黒に対して諦めるよう呼び掛ける
  • 「なんでそんなに必死なんだ?」と問う伏黒
  • ”宿儺の指”は最後の一本が残っている
  • 虎杖に雑に剥がされると宿儺は死ぬことに?
  • 残り一本の指は魂を繋いでいけない様子
  • 伏黒はもう一度生きてみようと思うと話す

②人外魔境新宿決戦が決着を迎える

  • 虎杖が展開した領域の結界が崩れる
  • 宿儺が伏黒の肉体から剥がされることに
  • 元の姿へと戻った伏黒の肉体が描かれる
  • 伏黒に固執し醜い姿で地面に落ちる宿儺
  • 宿儺は消失反応と共に少しずつ消えていく
  • 虎杖が宿儺に「オマエは俺だ」と声を掛ける
  • 醜い姿となった宿儺を両手で抱える虎杖
  • もう一度やってみようと宿儺に提案する
  • 自分だけは宿儺と生きていけると話す虎杖
  • 宿儺は自分は”呪い”だと言いつつ消えていく

③虎杖・伏黒・釘崎の三人が揃う

  • 宿儺との戦いが終わったと察する裏梅・秤
  • 裏梅はもう戦いに意味がないと口にする
  • 宿儺の敗因は”受肉体であること”と語る裏梅
  • 秤に運が良かっただけだと言い放つことに
  • 自分にとっては最大級の褒め言葉という秤
  • 裏梅は自身の術式で自ら首を落とすことに
  • 伏黒が高専と思われる場所で目を覚ます
  • 釘崎生存ドッキリの準備をしていた虎杖たち
  • 生存を泣いて喜ばれずに不満を示す釘崎
  • 宿儺の中で知っていたと口にする伏黒

④乙骨の元へと向かう一同の様子

  • 家入が五条からの手紙を預かっていたと判明
  • 五条と直接話した虎杖に手紙はないとのこと
  • 釘崎の手紙には母親の現状が書かれていた
  • 手紙を丸めつつ別に興味はないと言う釘崎
  • 伏黒が手紙を読んで思わず笑い出すことに
  • 手紙に目を通すも微妙な反応を示す虎杖たち
  • 伏黒の父を自分が殺したと書いていた五条
  • 虎杖・伏黒・釘崎は真希たちの元へ向かう
  • 伏黒に「乙骨先輩を助けないと」と話す虎杖
  • 真希が乙骨を怒鳴りつける声が響くことに

▼前話268話のネタバレまとめはこちら

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呪術廻戦268話終了時のキャラ情報

268話で登場したキャラまとめ

呪術師・高専側の主要キャラ一覧

キャラ名目的・状況
第四回虎杖悠仁アイコン虎杖悠仁 ・「赤血操術」・「御廚子」を使用可能
・左手の薬指・小指を失っていると判明
宿儺の腹に「黒閃」を叩き込む
・伏黒・宿儺を分離させることに成功
・ 宿儺に「オマエは俺だ」と呼び掛ける
・伏黒・釘崎に五条の手紙を渡す
第四回伏黒恵アイコン伏黒恵 ・義姉の津美紀が死滅回游に巻き込まれる
・”浴”で沈んだ魂が息を吹き返す
宿儺が剥がれて元の肉体を取り戻す
・顔に宿儺の目の痕が残ることに
五条の残した手紙を読んで笑う
・虎杖・釘崎と共に乙骨を助けに向かう
第四回釘崎野薔薇アイコン釘崎野薔薇 ・術式「芻霊呪法」を使用可能
左目に眼帯をつけた状態で再登場する
・目覚めてから半刻も経っていないと判明
”宿儺の指”に「共鳴り」を放つ
・伏黒に生存ドッキリを仕掛けようとした
・五条の手紙で母親の現状を知ることに
呪術廻戦第3回秤金次アイコン秤金次 ・呪術高専東京校の3年生(停学中)
失った左腕が再生している
・裏梅の相手を一人で務めることに
・宿儺が敗北するまで裏梅と戦い続けた
目の前で裏梅が自決することに
呪術廻戦乙骨五条アイコン乙骨憂太 ・「模倣(コピー)」の術式を持つ
・五条の肉体に渡って再登場する
羂索の術式が焼き切れてしまう
・虎杖の指で「御廚子」を模倣したと判明
現在は虎杖たちの助けが必要な状態?

呪詛師側の主要キャラ一覧

キャラ名目的・状況
呪術廻戦平安宿儺アイコン宿儺 ・超重複同化の発動権を手にする
・釘崎の「共鳴り」を受けることに
・虎杖の「黒閃」が直撃することに
伏黒の体から剥がされてしまう
・虎杖から情けの言葉を掛けられる
自分は”呪い”だと言い残して消滅する
呪術廻戦裏梅アイコン裏梅 ・千年前から宿儺の側近を務める
・「氷凝呪法」の術式を持つ
・秤と一対一で戦うことに
戦いは終わり・意味がないと言い放つ
・宿儺の敗因は”受肉体であること”と断言
自らの術式で首を落として自害する

268話の最後に登場したキャラ一覧

呪術高専・一年生
虎杖悠仁 伏黒恵 釘崎野薔薇
呪術高専・二年生
禪院真希狗巻棘パンダ
その他
日下部篤也三輪霞西宮桃

268話の最後では、虎杖が伏黒に対して「乙骨先輩を助けないと」と言う中、背景のコマには上記の面々が描かれました。
日下部は宿儺に敗北したものの、ラルゥ・ミゲルによって助けられ、無事に生き延びたようです。
また、宿儺の領域内にいた真希・三輪の二人に関しても、東堂の「不義遊戯ブギウギ」によって脱出に成功していたと言えるでしょう。

呪術廻戦の掲載順まとめ

『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧

順位話数タイトル年・号
6位 261話 人外魔境新宿決戦33 2024年26号
1位 262話 人外魔境新宿決戦34 2024年28号
6位 262話-2 人外魔境新宿決戦34-2 2024年32号
9位 263話 人外魔境新宿決戦35 2024年33号
7位 264話 人外魔境新宿決戦36 2024年35号
8位 265話 あの日 2024年36・37号
8位 266話 人外魔境新宿決戦37 2024年38号
1位 267話 人外魔境新宿決戦38 2024年39号
2位 268話 決着 2024年40号
2位 269話 検討 2024年42号

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呪術廻戦269話のあらすじ・ネタバレ

正座する乙骨を怒鳴りつける真希

時は新宿決戦の開始前へと遡り、とある街角の駄菓子屋にて、店主の老人に冥冥が「いくら?」と問う場面から始まる269話。
続くページでは、前話の268話の流れのまま、真希が「憂太テメー!!」と乙骨を怒鳴りつけ、「元の肉体に戻れたからって めでたしじゃねぇぞ!!」と言い放つ様子が描かれました。
額に傷跡が存在するものの、五条の肉体から元の自身の肉体に戻った乙骨が真希の前で正座をしている中、一同が揃う部屋に入ってきた虎杖たち。
真希から調子を聞かれ、「頭ボンヤリしますけど これ本当に『無量空処』の影響ですか?」と返答した伏黒は、「皆に一度ちゃんと謝りたいんですけど」と主張することに。
「後にしろ」と言う真希は、お前が謝ることなんて何もないと続け、伏黒が「いや……」と呟く中、虎杖は「俺にはあるよ」と言い出しました。

日下部が虎杖たちに言葉を掛ける

伏黒・虎杖の発言を受け、発端は虎杖を殺さなかった五条のヘマであり、加えて虎杖は羂索の呪術テロの被害者だと口にする日下部。
また、自分は虎杖の死刑に賛成派だった上、夜蛾学長のことがなければコッチにいないと言及するも、それでも別に間違ってたとも、ほらみろとも思ってはいないと続けました。
それぞれの真実が擦り合わさって今があると言う日下部は、虎杖たちに「だからオマエらも罪悪感なんて持たなくていいんだよ」と呼び掛けます。
加えて、日下部は「いい加減ガキはガキらしくしてくれ オッサンの肩身が狭くなる」とも口にし、一連の言葉を聞いた虎杖・伏黒の二人は、それぞれ謝罪の言葉を飲み込むことに。

乙骨が自分の肉体へと戻った経緯が判明

謝罪の話が落ち着いた後、虎杖から肉体が戻った理屈を聞かれ、真希の目の前で正座をしつつ、「リカちゃんのおかげだね」と返答する乙骨。
五条の肉体に「リカ」が憑いてこなかった時、リカとの繋がりは失われたと思ったと話す乙骨ですが、実際は家入が処置した乙骨の肉体を、リカが反転術式で修復・維持してくれていたとのこと。
羂索の術式が、領域で焼き切れた時点で死んだと思ったと乙骨が言うと、羂索は領域展開後も行動できていたという話だったため、「そこはちょっと誤算だったよね」と口にする冥冥。
話を聞いていた日下部は、羂索が複数の術式を意図的に何かしらの手段で分けて運用できていた、恐らく結界術の応用だと推測しつつ、千年選手・ぽっとでの模倣コピーでは精度が違うと続けました。
冥冥・日下部の発言の後、乙骨は術式が回復した後、仮死状態の自分・外付けの術式のリカが再接続して現在に至ると口にし、虎杖たちに「ご心配おかけしました…」と頭を下げることに。

真希が乙骨の立ち回りを非難する

乙骨が一年生三人に頭を下げる中、「そんな話はどうでもいいんだよ」と口にする真希は、問題は乙骨がちゃんと立ち回っていれば、もっと楽に宿儺に勝てたのではという話だと言い放ちました。
まず、羂索の奇襲は自分が行くべきだったと言う真希は、続けて日車の「処刑人の剣」作戦は、狗巻の遠隔の呪言と合わせれば楽に勝てた、ボイレコは日車に持たせるべきだったと口にします。
そんな真希の発言を受け、真希が「不義遊戯」の術式対象になり得ないと指摘する東堂。
乙骨でも、自身の補助なしで奇襲を成功させられたかは際どい上、呪霊操術の暴走を食い止めるには乙骨・リカの力は必要だったと続けます。
また、パンダは狗巻の呪言について、あのタイミングだからあの反動で済んだと言い、宿儺が元気な時であれば反動で死んでいたと推測を口にすると、狗巻も「すじこ」と同意を示すことに。

瞬殺されていた可能性に言及する日車

真希が「処刑人の剣」作戦に触れたため、東堂やパンダ・狗巻に続き、その場で話し始める日車。
宿儺は遊んでいただけで、いつでも自分を殺せたと言うと、乙骨がいるような状況であれば瞬殺されていたと主張します。
また、日車は「それに呪言は対策されやすいんだろう?」と言及すると、乙骨の領域結界の中で、外敵のいない状況で使うべきと決めたのは自分だと続けました。
一連の日車の言葉を受け、術師を始めて二ヶ月かそこらの日車が生き残っていることについて、末恐ろしいと口にする日下部。
一方の日車は、「……生き残ってしまったと言うべきだろうな」と返答し、やり取りを聞いていた虎杖は何か言いたげな反応を見せることに。

乙骨に凄む真希を止めようとする一同

東堂・日車の発言の後、「だとしても!!」と声を張り上げた真希は、「あの助っ人外国人!!」とミゲル・ラルゥの二人に言及し、「アイツらが初めからいたら話は変わったろ!!」と言い放ちました。
一同が「それはそう」と胸中で同意する中、胸倉を掴む真希に対し、「あの二人は来ないって言ってたんだよ!!」「ちゃんともしかしたらって言ったよね!?」と返答する乙骨。
そんな中、「まあまあ」と真希を落ち着かせようとする虎杖は、乙骨の呪具のおかげで指のことを隠しておけたと言うも、真希からは「んなもん軍手でいいだろ」と指摘されることに。
諦めずに、乙骨のおかげで宿儺の二度目の領域を阻止できたと言及する虎杖ですが、その前になんとかなったという話だと反論されてしまいます。
虎杖が何も言えなくなる中、秤はリカの中で待機できたのは良かったと言い、五条の後に間を置かずに宿儺を追撃できた・裏梅を早々に引き離せたのは、乙骨のおかげだと口にしました。

各々が自身の行動を反省することに

一連のやり取りの後、「俺の責任も大きいさ」と話し出した東堂は、冥冥と協力して宿儺の領域に備えていたものの、脹相・虎杖ブラザーを捉えきれなかったと振り返ります。
続けて、自分も中心にいたものの、憂憂がさっさと回収してくれたと言う猪野は、自分のせいでもある・脹相が助かるべきだったと口にしました。
そんな猪野に「そうなったら俺が死んでたよ」と返答し、「誰のせいでもない」と断言する虎杖。
一連のやり取りを受け、乙骨のせいにしたいわけではないと言う真希は、自分も宿儺の黒閃を二回食らってしまったと言及します。
真希は「ただコイツが…」と続けようとするも、最終的に「……なんでもねぇ」と呟くと乙骨の胸倉から手を離し、その様子を見て陰でニヤつく狗巻・パンダの二人が描かれました。

憂憂は自分がMVPだと言い張ることに

一方、「私は肝が冷えましたよ」とため息をつく三輪は、真希のマーカー・領域対策として控えていた身としては、東堂の術式で自分だけ助かったらどうしようと思っていたと明かします。
そんな三輪に対し、「オマエ戦闘には参加しないって言ってたろ……」と日下部が言うと、三輪は戦闘には参加していないと主張し、言えば日下部が絶対反対したと返答しました。
そんな中、出番がなくて申し訳ないと口にした西宮は、冥冥から「何言ってるの 君の箒は乗り心地良かったよ」とフォローされます。
また、自分も裏梅を片付けたら宿儺とやるつもりだったと言う秤に続き、自身の左目を指差しながら「私はギリギリまで寝てたからなんとも」と話す釘崎が描かれることに。
一同が戦いを振り替える中、皆反省の弁があるようだと口にした後、「僕がMVPということには誰も異論はないでしょう!!」と言い放つ憂憂。

シン・陰流に言及する冥冥たち

自分がMVPと主張した後、日下部からその代わりに冥冥が楽をしたと指摘を受けるも、「姉様はシン・陰のことでしっかり働いたでしょう!!」と言い張る憂憂。
日下部が「それも美味しいとこどりだろ……」と突っ込むと、冥冥は「否定はしないよ」と口にし、自分の命は金には換えられない・金に換えられないものは懸ける価値もないと主張しました。
シン・陰について、秤が「簡易領域」の門外不出の”縛り”の件かと問うと、日下部は「そうだ」と肯定し、「簡易領域」の”縛り”は、元々呪詛師への技術流出を防ぐ為に作られたと説明します。
続けて冥冥は、当主が代替わりを重ねる内に、シン・陰流は公益性を失い、「簡易領域」はいわば営業秘密になっていったと口にすることに。
虎杖・釘崎が理解できていない様子を示す中、要は技術を独占し、招いた門弟に無理な”縛り”を科していると要約した冥冥は、シン・陰は術式を持たない呪術師の拠り所でもあると補足しました。

日下部がシン・陰流の現当主と判明する

シン・陰流について、技術の門外不出はあくまで”縛り”の一部に過ぎず、当主からの出動要請は断れないなど、色々と面倒だと口にする日下部。
その中で特に厄介なのが「寿命」であり、限りなくまじないに近いため眉唾ではあるものの、シン・陰の当主は門弟から寿命を吸い取っているという噂があるとのこと。
シン・陰では、当主が誰か分からない仕組みのため、寿命の契約は事実存在するものの、どう履行されているかは不明であり、あらゆる”縛り”は当主にしか解くことはできないようです。
しかし一連の説明の後、日下部は今のシン・陰の当主は自分だと明かすと、「簡易領域」の縛りや寿命の呪いはもう問題ないと口にしました。
そんな日下部に対し、冥冥は「でも少しは入門の旨みを残しておいてよ」と言うと、ゆくゆくは憂憂が当主になって門弟から月謝を貰うと主張し、「呪術もサブスクの時代かな!!」と笑うことに。

シン・陰流の前当主を殺害する冥冥

場面は冒頭へと戻り、「……いくら?」と尋ね返した駄菓子屋の店主は、冥冥から「あなたの命……の話ですよ」と言われることに。
シン・陰流の当主と見抜かれた店主は、「なぜここが……私が当主だと……」と動揺を示し、冥冥から知ってる人に聞いただけとの返答を受けると、誰も知るはずがないと口にします。
また冥冥から、門弟を増やして御三家に並ぶ勢力となり、総監部ごと呪術界を牛耳るつもりだったと目的を言い当てられると、当主は自分を知る人物が天元だと思い至る様子を見せました。
門弟から寿命を吸い上げてまで、当主が見たかった景色を、金には換えられない大きな野望と言いつつ、禪院家が壊滅した今、今回の決戦で加茂家・五条家が共倒れすれば…と口にする冥冥。
しかし、お金より大事なものはお金がないと守れないと話す冥冥は、「簡易領域」の独占がなければ、死なずに済んだ術師もいたと続けることに。
大量の烏が鳴き声を上げる中、冥冥が「なにより私の弟を傷物にしようっていうんだから こうなるのは必然だよ」と口にした後には、当主から流れ出たであろう大量の血が地面に広がりました。

呪術廻戦269話の内容・ネタバレまとめ

本誌269話の内容・ネタバレ一覧

①乙骨が元の肉体に戻った経緯が判明

  • 駄菓子屋の店主に「いくら?」と問う冥冥
  • 真希が元の肉体に戻った乙骨を叱ることに
  • 一同が揃う部屋に虎杖たちが到着する
  • 謝りたいと言う虎杖・伏黒を諌める日下部
  • 肉体が戻った理屈を乙骨に問う虎杖
  • 乙骨はリカのおかげと説明をすることに
  • リカが乙骨の肉体を修復・維持していた
  • 虎杖たちに心配をかけたと頭を下げる乙骨
  • 問題は乙骨の立ち回りだと言及する真希
  • もっと楽に勝てたのではと話すことに

②新宿決戦の作戦内容を振り返る一同

  • 羂索の奇襲・日車の作戦に言及する真希
  • 東堂が羂索の奇襲は乙骨がベストと返答する
  • 呪言の反動に触れるパンダ・狗巻の二人
  • 日車は宿儺が遊んでいただけと指摘する
  • 呪言の使用時機を決めたのは自分と続ける
  • 生き残ってしまったと言うべきと呟く日車
  • 真希がミゲル・ラルゥの二人に言及する
  • 胸中で「それはそう」と同意する一同
  • 乙骨の胸倉を掴む真希を止めようとする虎杖
  • 虎杖の両腕の装備が乙骨の呪具と明かされる

③一同の中で自分がMVPだと言い張る憂憂

  • 脹相・虎杖ブラザーを捉えきれなかったと話す東堂
  • 猪野は脹相が助かるべきだったと口にする
  • 虎杖が誰のせいでもないと続けることに
  • 憂太のせいにしたいわけではないと言う真希
  • パンダ・狗巻がニヤつく様子が描かれる
  • 真希のマーカー・領域対策で控えていた三輪
  • 裏梅の後に宿儺と戦うつもりだったと言う秤
  • 自分はギリギリまで寝てたと口にする釘崎
  • 一同の反省後に自分がMVPと主張する憂憂

④シン・陰流の現当主が日下部と判明

  • 冥冥はシン・陰のことで働いていた様子
  • 自分の命は金には換えられないと言う冥冥
  • 簡易領域には門外不出の”縛り”が存在する
  • シン・陰は門弟に無理な”縛り”を科している
  • ”縛り”の中で特に厄介なのは「寿命」
  • 当主は門弟から寿命を吸い取っている
  • あらゆる”縛り”は当主にしか解けない仕組み
  • 日下部が今のシン・陰の当主は自分と明かす
  • ”縛り”・寿命の呪いは問題ない状態とのこと
  • ゆくゆくは憂憂が当主になると言う冥冥

⑤前当主を冥冥が殺害することに

  • 店主に対して命がいくらかと尋ねた冥冥
  • 駄菓子屋の店主がシン・陰の前当主と判明
  • 冥冥が天元から情報を聞いたと察する当主
  • 当主は呪術界を牛耳るつもりだった様子
  • 冥冥は金には換えられない野望と評する
  • 死なずに済んだ術師もいたと話す冥冥
  • 冥冥が憂憂に言及し当主に怒りを見せる
  • 当主が流したと思われる血が地面に広がる
  • 冥冥が決戦前に前当主を殺害したと判明

▼次話270話のネタバレ考察はこちら

【呪術廻戦】270話のネタバレ感想・考察まとめ|虎杖たちが新たな任務に挑む
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呪術廻戦本誌269話の感想・考察まとめ

真希が乙骨のことを怒鳴りつける

正座をしている乙骨を前にして、「憂太テメー!! 元の肉体に戻れたからってめでたしじゃねぇぞ!!」と怒鳴りつける真希。
268話の最後にも、「憂太テメェコノヤロー!!」とのセリフが記されていましたが、発言者の正体が真希と確定したと言えるでしょう。
また真希の発言通り、乙骨は五条の肉体の姿から、元の自身の肉体に戻っているのが特徴です。

伏黒が真希に話しかけることに

険悪な雰囲気の中、虎杖たちと共に部屋の中に入り、真希に対して話し掛ける伏黒。
「おう恵 調子は?」と聞かれると、「こんなんで済みますかね…」と疑問を抱きつつ、「無量空処」の影響なのか頭がボンヤリすると返答しました。
実際に宿儺・五条の戦いにおいて、伏黒の魂は五度の「無量空処」を肩代わりしていたため、影響が残っている可能性があると言えるでしょう。

乙骨の肉体が元に戻った理屈とは?

羂索の術式が領域で焼き切れ、乙骨が倒れてしまう
リカが乙骨の肉体を反転術式で修復・維持していた
焼き切れた羂索の”肉体を渡る術式”が回復する
仮死状態の乙骨・外付けの術式のリカが再接続する

乙骨が自身の肉体・元の姿に戻った経緯に関しては、上記の通りとなっています。
領域後に羂索の術式が焼き切れ、倒れてしまった乙骨ですが、リカが乙骨の肉体を修復・維持してくれていたためか、死は避けられたとのこと。
焼き切れた術式が回復した後、仮死状態の乙骨・外付けの術式のリカが再接続して、なんとか元の肉体に戻ることができたようです。

「リカ」の行動内容のおさらい

虎杖から肉体が戻った理屈を問われた乙骨は、「リカちゃんのおかげだね」と答えました。
262話で描かれていた通り、五条の肉体に渡った後にリカが憑いてこなかったため、自分・リカの繋がりは失われたと思っていたと話します。
しかし実際には、家入が処置した乙骨の肉体を、リカが反転術式で修復・維持していたとのこと。

現在の乙骨の肉体の状況について

  • 羂索の術式で元の肉体に戻った
  • 現在は羂索の術式は使用していない

五条の肉体に渡った後、再び自身の肉体に戻るため、羂索の術式で肉体を渡ったと思われる乙骨。
脳を入れ替える都合上、乙骨の元の肉体にも額の傷跡が存在するのが特徴です。
ただし、模倣コピーした術式を使用するには、リカが完全顕現している必要があるため、現在の乙骨は元の肉体に戻っているためか、羂索の術式を使用する必要がない状態と考えられます。

羂索の術式に言及する冥冥・日下部

領域で羂索の術式が焼き切れたと聞いて、「そこはちょっと意外だったよね」と口にした冥冥。
実際に206話での九十九との戦いで、羂索は乙骨とは異なり、領域展開後も行動できていました。
日下部はその理由について、羂索が複数の術式を意図的に分けて運用していたと推測し、「多分結界術の応用だな」と口にすることに。

呪術廻戦269話の展開・内容予想

※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年42号の発売前に掲載した269話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。

新宿決戦の状況のおさらい

新宿決戦のマッチアップ
虎杖悠仁
(伏黒恵)
(釘崎野薔薇)
VS 両面宿儺

領域内で虎杖・宿儺が戦っている中、釘崎が「共鳴ともなり」を発動させ、宿儺が必中効果の「カイ」を受ける様子が描かれた267話
その後、虎杖が宿儺に対して「黒閃」を直撃させ、268話では遂に伏黒の肉体から宿儺が剥がされる結果となりました。
宿儺は虎杖から手を差し伸べられるも、「ナメるなよ 俺は”呪い”だぞ……!!」と言い残して消滅し、新宿決戦は決着を迎えることに。

乙骨憂太を一同が助けることに?

魂の分断に成功し、宿儺が剥がされたことで、自身の肉体を取り戻すこととなった伏黒。
虎杖・釘崎と共に五条の手紙に目を通した後には、虎杖から「乙骨先輩を助けないと」と言われ、皆が揃う場所へ向かう様子が描かれました。
羂索の”肉体を渡る術式”を模倣コピーし、五条の肉体へと移った乙骨は、新宿決戦後も命が脅かされている状況であり、269話以降で虎杖たちによって助けられる展開となるようです。

身体を移動した乙骨の状態のおさらい

パターン1【羂索の術式】常時または断続運転タイプ
肉体・魂のどちらかが維持できずに死ぬ
パターン2【羂索の術式】間欠的に運転するタイプ
即死はないもののいずれ死ぬ
パターン3【羂索の術式】単発・一度きり発動の場合
5分経っても無下限呪術を使える

乙骨が羂索の”肉体を渡る術式”を使用した後、「リカ」の完全顕現可能時間の5分が経過した場合、上記の三通りが考えられると口にした冥冥。
263話では、コピーしていた羂索の術式が焼き切れて倒れてしまったため、乙骨は常に羂索の術式を使用している状態だと捉えられます。
ただし、新宿決戦後も乙骨自身は生きている様子から、乙骨は体の移動が完了した時点で、五条の体で生きていくこととなったのかもしれません。

▼乙骨憂太の復活説・生死考察はこちら

「リカ」の現状に関する予想

パターン15分間の完全顕現が終わり身を潜めている
パターン2乙骨の死体から離れられない状態
パターン3乙骨が肉体を渡ったことで成仏した?

乙骨の生存・死亡状況が不明な今、「リカ」の現状にも注目と言えるでしょう。
262話-2にて、乙骨が「この肉体にリカちゃんは憑いてこなかった……」と考えており、リカは乙骨の肉体から離れられないのかもしれません。
また、五条の肉体に移った乙骨に引き続き取り憑いているパターンのほか、乙骨が肉体を渡ったことで成仏したなどとも考えられそうです。

虎杖の領域展開の詳細のおさらい

領域名???(267話時点)
必中効果術式「御廚子」/「解」

虎杖の領域展開に関しては、上記の通りに領域名が未だ不明となっている状況です。
領域には術式「御廚子みづし」が付与されており、魂の境界への「カイ」が必中効果となっている様子。
269話以降では、虎杖の領域名・必中効果以外の詳細が明かされるのかもしれません。

▼虎杖悠仁の領域展開の考察記事はこちら

【呪術廻戦】虎杖悠仁の領域展開は駅のホーム・存在しない記憶関連?必中効果・能力まとめ
『呪術廻戦』の登場キャラ・虎杖悠仁が使用する必殺技「領域展開」についてネタバレしています。領域展開が駅のホーム・存在しない記憶に関連する説を始め、領域に付与されている必中効果、掌印・手印の元ネタなどを考察しています。また、虎杖が使用可能な術...

虎杖の腕の変化の秘密・能力とは?

呪術廻戦虎杖の腕の変化

引用元:『呪術廻戦』公式X

腕に呪具を装備している
「呪胎九相図」を取り込んだことによる変化

虎杖は238話の最後に戦場に現れた時から、腕が変化しているのが特徴となっています。
腕の変化の理由は明かされておらず、呪具を装備しているほか、虎杖自身の肉体が変化しているという二つが候補として考えられるでしょう。
仮に両腕に呪具を装備している場合、呪具に存在する効果に注目と言えそうです。

▼虎杖悠仁の術式の考察記事はこちら

伏黒が持つ超重複同化の発動権について

総則ルール>15
天元による人類との超重複同化の発動権は伏黒恵が持つこととする

引用元:『呪術廻戦』248話

248話では、羂索が死滅回游に総則ルールを追加し、宿儺が超重複同化の発動権を手にすることに。
しかし、宿儺が伏黒から剥がされることとなったため、現在は発動権を伏黒自身が握っている状態と言えるでしょう。
『呪術廻戦』が全271話で完結するまで、この発動権は行使されることなく、天元・人類の超重複同化は起こらないと考えられそうです。

一億人呪霊を作り出す方法のおさらい

羂索・宿儺・裏梅を除く全泳者の死亡
死滅回游を終了する
天元・人間の超重複同化を実行する

一億人呪霊を作り出すには、死滅回游を終わらせた後、「天元と人間の超重複同化」を実行する必要があります。
ただし、死滅回游を終わらせるには、羂索が追加した総則ルールにより、羂索・宿儺・裏梅を除く全泳者プレイヤーの死亡が必須となっていました。
現時点では、伏黒以外の全泳者プレイヤーが死亡すれば死滅回游が終了するものの、伏黒が「天元と人間の超重複同化」を実行する可能性は低く、一億人呪霊が発生することはありえないと言えるでしょう。

天元は復活することとなる?

術式「呪霊操術」によって取り込まれ、羂索の支配下に置かれることとなった天元。
羂索が死亡した今、天元の現状に関しては不明となっていますが、248話の描写から察するに、伏黒に取り込まれている状態と考えられます。
死滅回游の総則ルールを考慮すると難しいものの、伏黒が超重複同化の発動権を放棄することで、天元は復活可能という状況なのではないでしょうか?

最後の”宿儺の指”を虎杖が取り込む?

虎杖が飲み込んで再び受肉体となる
来栖華が”宿儺の指”に術式を使用する

20本存在する”宿儺の指”ですが、267話では最後の一本が残っていることが明かされました。
特級呪物”宿儺の指”とは、如何なる物理的・呪術的処理にも耐えるため、”宿儺の器”になりうる虎杖が飲み込むという展開が考えられそうです。
虎杖は宿儺を相手に勝利するも、最後の一本の”宿儺の指”を取り込むことで、再び宿儺の受肉体となるのではないでしょうか?

虎杖は死刑となってしまうことに?

1話で”宿儺の指”を取り込んだ虎杖は、2話時点で既に秘匿死刑が決定していたのが特徴です。
仮に最後の一本の”宿儺の指”を取り込んだ場合、既に総監部は全滅しているものの、本来の予定通り、秘匿死刑が行われる可能性があるでしょう。
ただし、268話では”共振”の影響により、宿儺が最後の一本に魂を繋いでいけないと言及されているため、虎杖が”宿儺の指”を取り込んだとしても、秘匿死刑は行われないと考えられそうです。

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