【呪術廻戦】宿儺の指の最後の一本の行方とは?|指の数の推移・宿儺は何本分の強さ?

呪術廻戦宿儺の指アイキャッチ 呪術廻戦
引用元:『呪術廻戦』1巻1話

『呪術廻戦』で登場した”宿儺の指”について、指の動向・虎杖が飲み込んだ本数についてネタバレしています。
”宿儺の指”の最後の一本の行方を始め、宿儺が渋谷事変・最終決戦時に何本分の強さだったのか、虎杖の肉体に指が封印されていた背景などを考察しています。
また、釘崎が「共鳴り」をした経緯も掲載しているので、呪術廻戦の”宿儺の指”について調べる際に是非ご覧ください。

目次

▼呪術廻戦の関連記事はこちら

29巻
255話 256話 257話 258話 259話
260話 261話 262話 262話-2 263話
30巻
264話 265話 266話 267話 268話
269話 270話 271話

▼『呪術廻戦』の完結までのスケジュール

特級呪物「宿儺の指」とは?

『呪術廻戦』で登場する「呪物」について

呪術廻戦呪物

引用元:『呪術廻戦』公式X

忌避すべき曰く付きアイテム

呪いが篭められた武器以外の”曰く付きのテイム”…そうした物体は、総じて「呪物」に分類される。
現存する呪物には、それぞれに篭められた呪いの強度によって、呪具と同様に等級分けがされている。

引用元:『呪術廻戦』公式ファンブック

『呪術廻戦』の作中で登場する「呪物」とは、上記のような性質を持ちます。
また、”宿儺の指”のように特に危険度の高い物を「特級呪物」と呼ぶとのこと。
封印された特級呪物は、毒で毒を制すという意味合いで”魔除け”として使われる事も多いです。

作中で登場した特級呪物まとめ

登場話特級呪物
1巻1話宿儺の指
2巻11話獄門疆
7巻60話呪胎九相図

特級呪物「宿儺の指」について

呪術廻戦1巻1話宿儺の一部

引用元:『呪術廻戦』1巻1話

千年以上前に存在した、”呪いの王”両面宿儺の指にあたる特級呪物「宿儺の指」。
両面宿儺とは、腕を四本・顔を二つ持つのが特徴であり、”宿儺の指”は全20本存在します。
指1本で特級呪霊相当の高い呪力を持ち、破壊は不可能となっており、作中では封印が緩んだために呪いを呼び寄せる様になったとのこと。

”宿儺の指”が壊せない理由とは?

呪術廻戦1巻2話壊せない

引用元:『呪術廻戦』1巻2話

破壊すらできない「特級呪物」には、”生命を止め他に害を為さない”という縛りにより、存在を保証されるという性質を持ちます。
ただし、”宿儺の指”の場合は有害であり、呪物と成ってその上20に分割されて尚、時を経て呪いを寄せる化け物とのこと。
指以外にも、宿儺の死後に呪物として時代を渡る死蝋さえ、呪術師たちは消し去ることができず、両面宿儺は紛うことなき”呪いの王”と言えます。

”宿儺の指”の数の推移まとめ

作中で登場した”宿儺の指”の推移一覧

対象話”宿儺の指”の本数/経緯
29巻 257話 【指の数】1本目
虎杖悠仁の肉体に、生まれながらに封印されていた
1巻1話 【指の数】2本目
高校の百葉箱の中に保管されていたはずの物を、虎杖が自ら飲み込む
1巻2話 【指の数】3本目
高専が保有していた指を飲み込む
2巻8話 【指の数】4本目
少年院の特級呪霊が取り込んでいた指を、宿儺が自ら飲み込む
8巻63話 【指の数】5本目
八十八橋の特級呪霊が取り込んでいた指を、宿儺が自ら飲み込む
13巻111話 【指の数】6本目
菜々子・美々子が気絶している虎杖に飲み込ませる
13巻112話 【指の数】7本目〜16本目
漏瑚が気絶している虎杖に10本の指を飲み込ませる
25巻 222話 【指の数】17本目〜19本目
裏梅が探し出して宿儺に献上する
30巻 267話 【指の数】20本目
・五条が既に手中に収めていた
・釘崎が「共鳴り」を叩き込んだ

全部で20本存在する”宿儺の指”に関して、作中での動向は上記の通りとなっています。
虎杖の体には、生まれながらに”宿儺の指”が封印されていたと判明したため、1話で取り込んだ指は実際は二本目と言えるでしょう。
また、渋谷事変時に虎杖の肉体に16本目の”宿儺の指”が取り込まれた後は、宿儺が虎杖の肉体から抜け出しているのが特徴です。

最後の一本の”宿儺の指”の行方について

”宿儺の指”の最後の一本の持ち主とは?

222話にて、三本の”宿儺の指”を献上しつつ、伏黒の肉体へ受肉した宿儺に、最後の一本を見つけられなかったと謝罪した裏梅。
一方の宿儺は、「どうせ最後の一本は五条悟が持っている」と口にし、既に”宿儺の指”を一本手中に収めているはずと続けました。
実際に新宿決戦前の回想では、乙骨が五条に”宿儺の指”をくれと頼む場面が存在するため、最後の一本の持ち主は五条悟で確定と言えます。

釘崎が「共鳴ともなり」を叩き込むことに

新宿決戦の最後には、真人の「無意転変」を受けて死亡したかに思われた釘崎が、左目に眼帯をつけて再登場する展開となりました。
再登場した釘崎は、最後の一本の”宿儺の指”を前にして、釘・金槌を手にしていたのが特徴です。
藁人形に”宿儺の指”をくくり付けた釘崎は、芻霊呪法の技「共鳴ともなり」を発動し、虎杖と戦闘中の宿儺にダメージを与えることに成功しました。

”宿儺の指”に術式が効いた理由とは?

特級呪物”宿儺の指”は、如何なる物理的・呪術的処理にも耐えるという特徴を持ちます。
術式を貫通させられるかが懸念点だったものの、釘崎は「共鳴ともなり」の際に”縛り”を結ぶことに。
呪物の破壊を目的から外し、術式効果のみを通すことだけに特化させたため、”宿儺の指”を経由して宿儺にダメージを与えられたようです。

指について「捨てた」と発言する虎杖

虎杖の発言内容
「大丈夫だって もう特に危険でもねーし」
「今度こそ丁度いい魔除けだろ」

最終回の271話では、釘崎が「アンタそういえばあれどうしたの」と尋ねるも、虎杖が「んー捨てた!!」と返答する様子が描かれました。
伏黒から呆れたような表情で「オマエな」と言われると、虎杖は上記のように発言することに。
この発言内容から、釘崎が言及したのは最後の一本の”宿儺の指”のことであり、虎杖はどこかへと手放したと捉えられるでしょう。

百葉箱の中に”宿儺の指”が置かれる

最終回を迎えた271話の最後のページでは、木々の中に存在する百葉箱の扉が、「キィ…」と音を立てて開く様子が描かれました。
百葉箱の中には、「摧魔怨敵さいまおんてき」と記されている箱に入れられた、最後の一本の”宿儺の指”が保管されているのが特徴となっています。
釘崎から”宿儺の指”について聞かれ、「んー捨てた!」と返答した虎杖でしたが、実際はこの百葉箱の中に保管していたと考えられるでしょう。

最後の一本の”宿儺の指”の状態のおさらい

虎杖の「黒閃」を受け、受肉していた伏黒の肉体から、剥がされてしまうこととなった宿儺。
当の宿儺には、”共振”という性質が存在するのが特徴で、十九本の指が消えてしまえば、残りの一本の指ではもう魂を繋いでいけないとのこと。
そのため、仮に最後の一本の”宿儺の指”を飲み込んだとしても、宿儺が受肉するような事態は起きないと考えられます。

”宿儺の指”は魔除けとなることに?

摧魔怨敵さいまおんてき」と記されている箱に入れられ、百葉箱の中に保管されている”宿儺の指”。
先述の通り、この最後の一本では宿儺が魂を繋ぐことはできず、宿儺自身も次があれば生き方を変えてみることを検討しているのが特徴です。
虎杖が「今度こそ丁度いい魔除けだろ」と口にした通り、この最後の”宿儺の指”は、本来の用途通りに”魔除け”の呪物となると言えるでしょう。

乙骨が「御廚子」をコピーした方法とは?

乙骨の模倣コピー術式についておさらい

術式模倣対象摂取部位
邪去悔の梯子来栖華右腕
呪言狗巻棘左腕
未来予知シャルル肋骨の一部
空を操る術式烏鷺亨子左腕

指輪を通して「リカ」と接続した間のみ、模倣コピー術式を使用することが可能な乙骨。
術式の模倣コピー条件は、模倣コピー対象の肉体の一部をリカに摂取させることであり、模倣コピー対象や使用回数によって、摂取量・摂取部位が変わるとのこと。
新宿決戦にて、模倣コピーした多くの術式を使用する様子が描かれた乙骨は、実際に上記のように条件を満たしていたのが特徴となっています。

▼乙骨憂太の術式・能力考察はこちら

【呪術廻戦】乙骨憂太の術式はコピー(模倣)!リカちゃんの正体・領域展開まとめ
『呪術廻戦』の登場キャラ「乙骨憂太(おっこつうゆうた)」についてネタバレしています。乙骨憂太が使用する術式「模倣(コピー)」の能力・効果を始め、特級過呪怨霊・祈本里香との関係性、「リカちゃん」に隠された秘密なども考察しています。また、領域展...

新宿決戦中に乙骨が「御廚子みづし」を使用する

呪術廻戦250話乙骨の捌

引用元:『呪術廻戦』28巻250話

術式模倣対象
邪去悔の梯子来栖華
空を操る術式烏鷺亨子
式神の軌跡に結界を張る術式ドルゥヴ
呪言狗巻棘
未来予知シャルル
御廚子???

領域展開「真贋相愛」の結界内にて、乙骨は他の術師から模倣コピーした上記の術式を使用しつつ、宿儺と戦う様子が描かれました。
そんな中、乙骨が「ハチ」と口にすると、宿儺の顔には斬撃が刻まれることに。
この描写からは、乙骨が宿儺の術式「御廚子みづし」をも模倣コピーしていたと捉えられるでしょう。

”宿儺の指”を使用したと示唆する乙骨

宿儺に「ハチ」を放ち、「”宿儺の指”」「最後の一本 回収できなかったでしょう」と口にした乙骨。
その発言を受けて、宿儺は「そうか 喰ったのか」と発言しているため、リカが最後の一本の”宿儺の指”を摂取したと宿儺は認識したと言えます。

リカが取り込んだのが虎杖の指と判明

小指【該当話】24巻212話
・宿儺が虎杖の身体の主導権を手にする
・小指を自ら千切って伏黒に飲ませた
薬指【該当話】30巻266話
・小指と共に欠損していることが判明
・参戦前には薬指は欠損していなかった

266話では、宿儺が「解」を放って虎杖の左腕の呪具がバラバラとなった際に、左手の薬指・小指が欠損していることが判明しました。
小指の場合、宿儺が「契闊」と唱えて伏黒に指を飲ませるために千切った時からそのままだったので、元々存在していなかったと言えるでしょう。
一方の薬指の場合、欠損に気付いた宿儺は、乙骨が”宿儺の指”に言及したのはブラフであり、リカが摂取したのは虎杖の薬指だと察することに。

虎杖は「御廚子」が使用可能となる

宿儺を相手に「黒閃」を決めた結果、潜在能力が解放され、覚醒することとなった虎杖。
この覚醒状態により、両面宿儺の受肉体として肉体に刻まれていた「御廚子みづし」が引き出され、虎杖自身が「御廚子みづし」を使用可能となりました。
決戦前には、五条の六眼で「御廚子」が刻まれていると既に判明していたため、乙骨はリカに虎杖の薬指を摂取させたということになるでしょう。

呪術廻戦の関連記事まとめ

キャラ関連の記事一覧

各キャラの術式・能力まとめ

ストーリー考察・解説記事一覧

ストーリー関連の考察記事一覧
呪術廻戦時系列・年表アイキャッチ呪術廻戦の年表・時系列 呪術廻戦完結・連載終了アイキャッチ完結・連載終了はいつ?

渋谷事変の各キャラの活躍まとめ

死滅回游の考察・関連記事一覧

死滅回游の各結界一覧
呪術廻戦東京第1結界アイキャッチ東京第1結界 呪術廻戦仙台結界アイキャッチ仙台結界
呪術廻戦東京第二結界アイキャッチ東京第2結界
死滅回游の登場キャラの詳細
第3回日車寛見アイコン日車寛見 呪術廻戦鹿紫雲一アイコン鹿紫雲一 呪術廻戦烏鷺亨子アイコン烏鷺亨子 呪術廻戦石流龍アイコン石流龍
呪術廻戦万アイコン_平安時代 第3回天使アイコン天使

『呪術廻戦』本誌まとめ記事一覧

16巻
134話 135話 136話 137話 138話
139話 140話 141話 142話
17巻
143話 144話 145話 146話 147話
148話 149話 150話 151話 152話
18巻
153話 154話 155話 156話 157話
158話 159話 160話 161話
19巻
162話 163話 164話 165話 166話
167話 168話 169話 170話 171話
20巻
172話 173話 174話 175話 176話
177話 178話 179話 180話
21巻
181話 182話 183話 184話 185話
186話 187話 188話 189話 190話
22巻
191話 192話 193話 194話 195話
196話 197話 198話 199話
23巻
200話 201話 202話 203話 204話
205話 206話 207話 208話
24巻
209話 210話 211話 212話 213話
214話 215話 216話 217話
25巻
218話 219話 220話 221話 222話
223話 224話 225話 226話 227話
26巻
228話 229話 230話 231話 232話
233話 234話 235話 236話
27巻
237話 238話 239話 240話 241話
242話 243話 244話 245話
28巻
246話 247話 248話 249話 250話
251話 252話 253話 254話
29巻
255話 256話 257話 258話 259話
260話 261話 262話 262話-2 263話
30巻
264話 265話 266話 267話 268話
269話 270話 271話

『呪術廻戦』アニメ・劇場版記事一覧

アニメ三期の考察・関連記事

アニメ二期の考察・関連記事

劇場版『呪術廻戦0』の考察・関連記事

アニメ一期のあらすじ・考察記事

アニメ1期2クール目
14話 15話 16話 17話 18話 19話
20話 21話 22話 23話 24話

© SHUEISHA Inc. All rights reserved.
※当サイト上で使用している画像の著作権および商標権、その他知的財産権は、当該コンテンツの提供元に帰属します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました