2/19(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年12号(3月3日号)に掲載されている『呪術廻戦』の251話「人外魔境新宿決戦23」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦251話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
28巻 | ||||
---|---|---|---|---|
246話 | 247話 | 248話 | 249話 | 250話 |
251話 | 252話 | 253話 | 254話 | – |
29巻 | ||||
255話 | 256話 | 257話 | 258話 | 259話 |
260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 | 263話 |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
ミゲル | 日車寛見 | 万(よろず) | 偽夏油 |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
日車寛見の生存・死亡状況 | 乙骨憂太の生死・復活説 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 無下限呪術 | 無量空処 |
坐殺博徒 | 真贋相愛 | – | – |
呪具・呪物の関連記事 | |||
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地まとめ | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦250話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①宿儺に猛攻を仕掛ける虎杖・乙骨
- 乙骨の領域「真贋相愛」の詳細が判明
- ドルゥヴの術式で式神を生み出す乙骨
- 虎杖の攻撃を受けてグラつく宿儺
- 宿儺の背中から血が流れることに
- 乙骨が使用した術式の詳細を見抜く宿儺
- 宿儺は領域が使えず反転術式の効きも鈍い
- 呪力総量ももはや乙骨と同程度の様子
- 宿儺は世界を断つ「解」は撃てない状態
- 「リカ」が宿儺に対して虎杖を投げ飛ばす
- 虎杖・乙骨の攻撃に対処する宿儺
②虎杖・乙骨・リカを相手に戦う宿儺
- 宿儺が虎杖の魂を捉える打撃の分析をする
- 虎杖は宿儺・伏黒の魂の境界を知覚している
- 宿儺・伏黒の肉体の同調を阻害している様子
- 呪力出力が下がり肉体の支配が鈍る宿儺
- 虎杖達は伏黒の中の呪物を消し去るつもり
- 宿儺が虎杖に対して「捌」を放とうとする
- 乙骨が「呪言」で宿儺の動きを止める
- 「宇守羅彈」が直撃し吹き飛ばされる宿儺
- 宿儺に対して「リカ」が攻撃を畳み掛ける
③宿儺が虎杖達に対して反撃をする
- 宿儺に向かって走っていく虎杖・乙骨
- 虎杖・乙骨に斬撃を飛ばす「解」を放つ宿儺
- 宿儺が「捌」でリカの右手をバラバラにする
- 触れて斬らねば致命傷に至らないと思う宿儺
- 全員が石流に近い防御力を備えている
- 乙骨の領域は高度な結界術の運用によるモノ
- ひと月の間に何をしたのかと問い掛ける宿儺
- 後遺症がなければ即全滅していたと思う乙骨
④乙骨が宿儺に「捌」を放つことに
- 乙骨がシャルルの術式を使用する
- 未来予知の術式と推測する宿儺
- 虎杖・リカも宿儺に攻撃を畳み掛ける
- 乙骨が使用した術式について整理する宿儺
- 狙いの術式が宿る刀を手にする乙骨
- 乙骨が空間を操って刀による突きを放つ
- 刃を掴んで乙骨が放った突きを防ぐ宿儺
- 宿儺の術式をコピーし「捌」を放つ乙骨
▼前話250話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦250話終了時のキャラ情報
250話で登場したキャラまとめ
呪術師・高専側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
虎杖悠仁 | ・一月の間に反転術式を習得したと判明 ・乙骨の領域の中に存在している ・魂を捉える打撃を身につけた様子 ・乙骨・リカと共に宿儺と戦うことに ・ひと月の間にズルをした? |
乙骨憂太 | ・「模倣(コピー)」の術式を持つ ・羂索の首を斬り落として止めを刺す ・領域展開「真贋相愛」を披露する ・烏鷺・シャルルなどの術式を発動する ・宿儺の術式をコピーして「捌」を放つ |
リカ | ・祈本里香の成仏後に乙骨に遺された存在 ・乙骨の外付けの術式・呪力の備蓄 ・指輪を通して乙骨と接続可能 ・接続持続可能時間は5分間 ・完全顕現時の硬さは乙骨並かそれ以上 |
呪詛師側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
宿儺 | ・指を飲ませて伏黒の体に受肉する ・自身の苛立ちの理由に気付く ・超重複同化の発動権を手にする ・乙骨の領域に「彌虚葛籠」で対応する ・乙骨が放った「捌」を食らうことに |
新宿決戦に未参戦のキャラ一覧
呪術高専の生徒たち | |||
---|---|---|---|
禪院真希 | 狗巻棘 | パンダ | 三輪霞 |
呪術高専の関係者 | |||
家入硝子 | – | – | – |
プレイヤー・その他 | |||
来栖華 | – | – | – |
五条・宿儺の戦いから引き続き、モニター越しに観戦を続けていると思われるのは上記の面々。
237話からは、鹿紫雲・秤金次の二人が戦場に姿を現し、宿儺・裏梅を相手に戦い始めることに。
鹿紫雲の死亡後は虎杖・日車の二人が登場し、冥冥などもサポートをしている上、245話からは日下部・猪野・脹相が参戦している状況です。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー | ||
---|---|---|
甘井凛 | (麗美) | – |
東京第二結界のプレイヤー | ||
シャルル | – | – |
仙台結界のプレイヤー | ||
烏鷺亨子 | – | – |
桜島結界のプレイヤー | ||
大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
ただし、シャルルは新宿決戦をタブレット越しに観戦している様子が描かれました。
残りの各結界の泳者のキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
3位 | 242話 | バカサバイバー!!〜舞い上がれ〜 | 2023年51号 |
6位 | 243話 | バカサバイバー!!〜さんざめけ〜 | 2023年52号 |
9位 | 244話 | 人外魔境新宿決戦16 | 2024年1号 |
3位 | 245話 | 人外魔境新宿決戦17 | 2024年3号 |
1位 | 246話 | 人外魔境新宿決戦18 | 2024年4・5号 |
3位 | 247話 | 人外魔境新宿決戦19 | 2024年6・7号 |
8位 | 248話 | 人外魔境新宿決戦20 | 2024年8号 |
5位 | 249話 | 人外魔境新宿決戦21 | 2024年10号 |
3位 | 250話 | 人外魔境新宿決戦22 | 2024年11号 |
6位 | 251話 | 人外魔境新宿決戦23 | 2024年12号 |
次号2024年13号では休載予定
2月26日(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年13号では、『呪術廻戦』は休載するとのこと。
再開は少年ジャンプ14号を予定しており、二週間後の3月4日(月)に252話が掲載されます。
▼次話252話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦251話のあらすじ・ネタバレ
乙骨が”宿儺の指”に言及する
乙骨が放った「捌」を正面から食らい、「これは俺の……いつだ……」と考えを巡らせる宿儺。
そんな宿儺を前にして、乙骨は”宿儺の指”に言及すると、「最後の一本 回収できなかったでしょう」と口にすることに。
虎杖の打撃を顔面に受けつつも、宿儺は「そうか 喰ったのか」と納得を示しました。
そんな中、乙骨は宿儺の腹の口に掌底を放ち、続けて虎杖が宿儺の顔面に膝を入れます。
一方の宿儺は、顔面から血を流しつつも、虎杖の首元を掴んで自分の方へ引き寄せ、虎杖の腹に触れて「捌」を放つことに。
宿儺に猛攻を仕掛ける虎杖・乙骨
上半身に「捌」を食らって吐血するも、口から血を噴き出し宿儺の視界を潰すことを目論む虎杖。
乙骨が宿儺にアッパーカットを決める中、地面に倒れ込んだ虎杖は、今が宿儺を倒して伏黒を取り戻す最後のチャンスだと思うことに。
虎杖が大量に吐血しながら、「休むな!! 治せ!!」と自分に言い聞かせる一方で、呪力出力も肉体の支配もかなり鈍ってきたと考える宿儺。
乙骨の攻撃を食らい、立て続けに「リカ」の手に掴まれて振り回される宿儺は、虎杖の「卍蹴り」を正面から受けることに。
「彌虚葛籠」を解こうとする宿儺
するとその時、宿儺は「彌虚葛籠」を解き、天使の術式を受けながらも捨て身の「解」──「世界を断つ斬撃」を放つことを目論みます。
しかし、宿儺が掌印を解こうとしたことに気付いた一同は、「そう来ることは想定済み!!」と思いつつ、宿儺の身動きを封じるために動くことに。
虎杖・リカが宿儺の腕を三本抑える中、残りの腕で触れられながらも、腹の口に手を伸ばす乙骨。
そのまま腹の口から舌を千切り取った乙骨は、斬撃を食らった頭から血を流しつつも、宿儺が術式対象を拡張した「解」を、「彌虚葛籠」と併用できなかったと状況を整理します。
単技でも掌印・呪詞の詠唱、もしくはその両方が必須のはずだと思い至った乙骨は、「どちらもさせない!!」と胸中で宣言しつつ、刀を振るって宿儺の口を切り裂くことに。
虎杖たちが宿儺の身動きを封じる
宿儺が放った斬撃を正面から受けつつも、「斬撃も弱まっている!!」と冷静に思う乙骨。
「近づいてももう怖くない!!」と距離を詰め、乙骨が再度刀を振るおうとする中、一方の宿儺は顔面で何かが弾けたような感覚を覚えることに。
虎杖の血を顔に浴びた事実を想起し、「なんだ!? 小僧の血が炸裂した?」と疑問を抱く宿儺。
その宿儺の腕を掴んでいる虎杖は、技を放った後のように手を開いている姿が描かれていました。
リカ・虎杖に腕を掴まれて身動きを封じられた上、一時的に視界を潰された宿儺は、乙骨が振るう刀に四本目の腕を切り落とされることに。
九十九の「魂の研究記録」に言及する虎杖
時は新宿決戦の前へと遡り、九十九が遺した「魂の研究記録」を手にする虎杖が描かれます。
魂は多少混じることはあっても、基本一つになることはないらしいと話す虎杖。
「悠仁と宿儺が特別じゃないのか?」と問い掛ける脹相は、受肉体である自分は、肉体の基になった人間の魂を感じないと明かします。
脹相の発言を受け、呪物・非術師の場合は呪力差が大きくてそういうこともあるらしいと言う虎杖は、それでも奥深くに沈んでいるだけで、消えたり一つになることはないと口にすることに。
また虎杖は、真人が他人の魂同士をくっつけ、別の生き物に変えたりできたと言及するも、そういう術式が絡まない限りは、二つの魂が一つになることはないと思っていいハズと続けました。
乙骨が「邪去悔の梯子」を放つ
自身の考えを話し、「俺はこの手記を信じる 俺なら伏黒の魂を叩き起こせる」と宣言する虎杖。
話を聞いていた来栖は、そのやり方であれば天使の術式と相性がいいかもしれないと口にします。
天使の術式は、対象の”術式の消滅”であり、受肉体は術式・呪物・人格が直結しているため、宿儺を消し去ることができると話す来栖。
術式はどうあっても脳と絡むため、対象の生存率は低いものの、二つの魂を引き離して呪物・肉体の同調を鈍らせることができれば、生存率は跳ね上がると続けることに。
時は現在へと戻り、リカ・虎杖に腕を封じられて「彌虚葛籠」が維持できていない宿儺は、乙骨が放つ出力最大の「邪去悔の梯子」を正面から食らうこととなりました。
伏黒の魂と対峙する虎杖
宿儺が「邪去悔の梯子」を浴びて苦しむ中、手にしていた刀で宿儺の腕を斬りつける乙骨。
そんな乙骨に続き、虎杖は「起きろ 伏黒」と言いつつ、宿儺の鳩尾に拳を叩き込みます。
魂の構造の観点から、虎杖・乙骨の算段に間違いはなかったものの、虎杖は「いいんだ もういいんだ」と口にしながら地面にうずくまる伏黒の姿を目にする結果となりました。
「伏黒恵の魂には既に 生きる意志など──」というナレーションが記される中、「”龍鱗” ”反発” ”番いの流星”」と呪詞を唱える宿儺。
次の瞬間、乙骨・虎杖は宿儺が放った「世界を断つ斬撃」を正面から食らうこととなり、リカも全身を切り刻まれる様子が描かれます。
真希が宿儺の体を刀で貫くことに
虎杖たちが大量の血を流す中、乙骨の領域の上空にはヒビが入り、日の光が注ぎ込みます。
しかし次の瞬間、宿儺が呆気に取られたような表情を見せる中、「それは術師の常套手段であり 宿儺であれば本来防げたであろう凡策」とのナレーションの記されることに。
その宿儺は、刀で背中から身体を貫かれており、背後には「釈魂刀」を手にした真希の姿が存在していました。
「勝利を確信した者への 急襲」という一文と共に、真希を目にして口元に笑みを浮かべる宿儺が描かれることに。
呪術廻戦251話の内容・ネタバレまとめ
本誌251話の内容・ネタバレ一覧
①宿儺に猛攻を仕掛ける虎杖・乙骨
- 乙骨が放った「捌」の斬撃を浴びる宿儺
- 最後の一本の”宿儺の指”に言及する乙骨
- リカが”宿儺の指”を喰ったと察する宿儺
- 宿儺に攻撃を畳み掛ける乙骨・虎杖の二人
- 虎杖に触れて直接「捌」を放つ宿儺
- 口内の血を宿儺の顔へと吹きかける虎杖
- 乙骨が宿儺に対してアッパーを放つ
- 虎杖は大量出血しつつも反転術式で体を治す
- 呪力出力・肉体の支配が鈍ってきている宿儺
②「彌虚葛籠」を解こうとする宿儺
- 宿儺が「彌虚葛籠」を解こうとする
- リカ・虎杖が宿儺の腕を封じることに
- 宿儺の腹の口から舌を千切り捨てる乙骨
- 懐に入ってきた乙骨に「捌」を放つ宿儺
- 「世界を断つ斬撃」には掌印・呪詞が必須?
- どちらもさせないと距離を詰めていく乙骨
- 宿儺の顔面で虎杖の血が炸裂する
- 乙骨が宿儺の腕を一本斬り落とすことに
③乙骨が「邪去悔の梯子」を放つ
- 魂は基本一つになることはない
- 受肉体でも魂は奥深くに沈んでいるだけ
- 九十九の手記を信じると言う虎杖
- 自分なら伏黒の魂を叩き起こせると宣言する
- 天使の術式は対象の”術式の消滅”
- 虎杖のやり方なら天使の術式と相性がいい?
- 虎杖・リカに身動きを封じられる宿儺
- 乙骨が出力最大の「邪去悔の梯子」を放つ
- 宿儺の腕の一本を半分に切り裂く乙骨
④真希が宿儺の体を刀で貫くことに
- 宿儺に対して「起きろ伏黒」と拳を放つ虎杖
- 虎杖の目の前でうずくまる伏黒が描かれる
- 「いいんだ もういいんだ」と口にする伏黒
- 伏黒の魂には既に生きる意志がなかった
- 宿儺が「世界を断つ斬撃」の呪詞を唱える
- 虎杖・乙骨・リカが斬撃を浴びることに
- 乙骨の領域が崩れる様子が描かれる
- 領域内に真希が侵入を果たしていた様子
- 真希が宿儺の体を背後から刀で貫くことに
▼次話252話の展開予想はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌251話の感想・考察まとめ
乙骨が宿儺の術式をコピーした方法は?
振るった刀を宿儺に掴まれるも、術式「御廚子」をコピーして「捌」を放つ様子が描かれた乙骨。
宿儺がいつ術式をコピーされたのかと疑問に思う中、乙骨は”宿儺の指”に言及し、「最後の一本 回収できなかったでしょう」と続けました。
「そうか 喰ったのか」と宿儺が納得を見せている様子からも、「リカ」が”宿儺の指”の最後の一本を食べたことで、乙骨は術式「御廚子」のコピー条件を満たしたと考えられます。
最後の一本の”宿儺の指”について
222話の冒頭では、裏梅が集めた”宿儺の指”を献上し、宿儺がそれを口にしていました。
その際、最後の一本が見つけられなかったと謝罪する裏梅に対し、宿儺は最後の一本は五条悟が持っていると自身の予想を明かすことに。
「リカ」が”宿儺の指”を取り込んだ様子から、宿儺の予想は正しく、乙骨は復活した五条から最後の一本を受け取ったと捉えられるでしょう。
宿儺に攻撃を畳み掛ける虎杖・乙骨
乙骨が「捌」を宿儺に食らわせた後、その流れで宿儺の顔面を殴りつける虎杖が描かれました。
また、乙骨が腹の口に対して掌底を放ち、虎杖は宿儺の顔面に対して膝を入れることに。
乙骨が「彌虚葛籠」の妨害をする一方、虎杖は攻撃を重ねることで、宿儺の呪力出力の低下・肉体の支配の鈍化を狙っていると考えられます。
虎杖は宿儺の「捌」を食らってしまう
宿儺に攻撃を重ねていたものの、上半身にゼロ距離で「捌」の斬撃を食らうこととなった虎杖。
宿儺の顔面に対して口から血を噴き出すも、大量の血を流しながら地面に倒れ伏してしまいます。
今が宿儺を倒して伏黒を取り戻す最後のチャンスだと考え、虎杖は自身に「休むな!! 治せ!!」と言い聞かせ、反転術式で肉体の治癒を行うことに。
宿儺の現状についておさらい
虎杖・乙骨・リカを相手にしている宿儺の現状は、上記の通りとなっています。
一方、虎杖の「魂を捉える打撃」は攻撃の度に、宿儺の呪力出力の低下・肉体の支配の鈍化を引き起こしているとのこと。
結果として、虎杖に打撃を畳み掛けられることとなった宿儺は、250話時点よりも更に呪力出力・肉体の支配が鈍っているようです。
「彌虚葛籠」を解こうとする宿儺
腕・口の半分を使って「彌虚葛籠」を使い続けていた宿儺は、虎杖・乙骨・リカの猛攻を受けた末に、遂に掌印を解こうとする様子を見せました。
宿儺は「彌虚葛籠」を解いて天使の術式を受けながらも、捨て身の「解」──世界を断つ斬撃を放つつもりと言えるでしょう。
宿儺の術式対象を拡張する世界を断つ「解」は、「彌虚葛籠」を維持しながらは撃てないと、前話250話で言及されているのが特徴です。
虎杖・乙骨の猛攻を受けることに
キャラ名 | 行動 |
---|---|
虎杖悠仁 | 宿儺の下の右腕(一本)を封じる |
リカ | 宿儺の上の両腕(二本)を封じる |
乙骨憂太 | 腹の口から舌を千切り取る |
宿儺が掌印を解こうとする様子を見せると、「そう来ることは想定済み!!」とすぐさま宿儺に迫る虎杖・乙骨・リカの三人。
虎杖・リカが宿儺の腕を封じる中、乙骨は宿儺の腹の口に腕を突っ込み舌を千切り取ることに。
その際、乙骨は残りの一本の腕で触れられて頭に直接斬撃を食らうも、反転術式で耐えて再度宿儺へと迫る様子が描かれました。
「世界を断つ斬撃」の条件の考察
パターン1 | 掌印/呪詞の詠唱のどちらかが必須 |
---|---|
パターン2 | 掌印・呪詞の詠唱の両方が必須 |
宿儺の術式対象を拡張した「解」について、「彌虚葛籠」と併用できないと察していた乙骨。
「世界を断つ斬撃」の単技でも掌印/呪詞の詠唱、またはその両方が必須のはずだと考え、「どちらもさせない!!」と攻撃を仕掛けることに。
実際の条件は不明なものの、五条に対して「世界を断つ斬撃」を放った時は右腕が存在しなかったため、パターン1のように必須なのは掌印/呪詞の詠唱のどちらかのみと考えられます。
呪術廻戦251話の展開・内容予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年12号の発売前に掲載した251話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。
領域内の戦いの状況のおさらい
新宿決戦の状況は、乙骨が領域展開「真贋相愛」を発動したことで、領域内で上記のようなマッチアップに変化しています。
乙骨は領域を展開する前に、指輪を嵌めて「リカ」と接続していると思われ、「リカ」は完全顕現している状態と捉えられるでしょう。
一方で、乙骨が領域を展開している上、リカとの接続持続可能時間が存在することから、5分以内に決着がつく可能性が高いです。
虎杖たちの作戦・狙いについて
① | 虎杖の「魂を捉える打撃」で宿儺を削る |
---|---|
② | 宿儺が「彌虚葛籠」を維持できなくなるようにする |
③ | 天使の術式で伏黒の中の呪物を消し去る |
乙骨の領域内で虎杖たちと戦う宿儺は、高専側の狙いについて上記のように分析しました。
虎杖たち一行は、「彌虚葛籠」を維持できなくなるまで宿儺を削った後、リスクを承知の上で天使の術式「邪去悔の梯子」により、伏黒の中の呪物を消し去るつもりのようです。
251話以降では、引き続き領域内の戦いの様子が描かれ、宿儺・伏黒の肉体を引き剥がすことを試みる展開になるでしょう。
「捌」を食らった宿儺のダメージについて
250話の最後では、宿儺の術式「御廚子」をコピーしていた様子の乙骨が、刀を受け止めた宿儺に対して「捌」を放つことに。
宿儺は顔・腕などに斬撃による傷を負っており、ある程度のダメージを受けていると思われます。
五条との戦闘の影響により、宿儺は反転術式の効きが鈍い状況のため、乙骨が放った「捌」の傷を回復しきれないのではないでしょうか?
宿儺の斬撃の特徴のおさらい
技名 | 斬撃の特徴 |
---|---|
解(カイ) | ・通常の斬撃 ・斬撃を飛ばす技となっている |
捌(ハチ) | ・相手の強さによって効き目が変わる ・相手に触れて発動する(領域内を除く) |
宿儺の斬撃は「解」・「捌」の二種類存在し、それぞれ上記の特徴が存在します。
乙骨が宿儺に対して放った「捌」は、呪力差・強度に応じて一太刀で対象を卸す斬撃とのこと。
宿儺は五条との戦闘を経て弱っているものの、呪力総量は乙骨と同程度であり、「捌」でもまともにダメージを食らわないとも考えられそうです。
乙骨が「御廚子」をコピーした方法が判明?
宿儺に対して「捌」を放った乙骨ですが、領域内の刀に宿っている術式は、乙骨がコピー・ストックしていたものとなっています。
よって、乙骨は術式「御廚子」をどこかのタイミングでコピーしていたと捉えられるでしょう。
180話では、相手の肉体の一部を「リカ」が取り込むことがコピー条件かのように描かれていましたが、今後の展開で本当のコピー条件が明かされるのかもしれません。
術式「模倣」のコピー条件について
パターン1 | 「リカ」が相手の肉体の一部を取り込む |
---|---|
パターン2 | 乙骨が相手の術式を見る・受ける |
パターン3 | 領域内では無条件の術式コピーが可能 |
乙骨の術式「模倣」のコピー条件としては、上記のようなパターンが考えられます。
宿儺の術式「御廚子」を乙骨がコピーできているのは、パターン3のように、領域内では無条件の術式コピーが可能だからかもしれません。
一方、新宿決戦の前に「リカ」が残りの”宿儺の指”を取り込み、あらかじめコピー条件を満たしていたという可能性もあるでしょう。
「リカ」は完全顕現していない状態?
乙骨と行動を共にしている「リカ」は、乙骨が指輪を通して接続している間のみ、完全顕現することが可能となっています。
領域「真贋相愛」を展開した乙骨は、左手の指に指輪を嵌めており、「リカ」と接続していると思われますが、仙台結界での完全顕現時とは見た目が異なっていると言えるでしょう。
このことから、乙骨はあえて「リカ」を完全顕現させていないと考えられそうです。
真希が領域内に姿を現すことに?
領域内で虎杖・乙骨が宿儺と戦う中、高専側の主戦力の一人である真希は、未だ新宿決戦に参戦していない状態です。
その真希は、呪力が全くないために領域の必中効果に認識されない上、結界を自由に出入りすることが可能となっています。
今後の展開では、真希がこの性質を活かして密かに領域内へと侵入し、「釈魂刀」で宿儺を切り裂くのではないでしょうか?
宿儺が再び領域展開を発動する?
五条との戦闘の影響により、依然として領域を展開できない状態の宿儺ですが、作中では上記のような描写が存在しています。
虎杖の「領域で決着つけねぇと後が怖い」とのセリフもフラグだと捉えられ、宿儺がこのまま乙骨の領域内で敗北するとは考えにくいです。
251話以降では、宿儺が再び領域展開を発動可能となり、乙骨と領域対決をする展開へと移行するかもしれません。
「彌虚葛籠」を使わずに済むことに?
現在の宿儺は、乙骨の領域の必中効果に対処するため、腕・口の半分を使用して「彌虚葛籠」を維持している状態です。
しかし、仮に宿儺が領域展開を再び発動可能になった場合、対になる二人の必中命令が重複・打ち消し合うことになるでしょう。
その際には、宿儺は「彌虚葛籠」を維持せずに済むため、四本の腕・二つの口が自由となり、逆に虎杖・乙骨を相手に優位に立つと思われます。
虎杖が持つ他の技・能力とは?
① | 腕に装備している呪具?による効果 |
---|---|
② | 肉体の魂を入れ替える技 |
魂を捉える打撃が可能となった虎杖ですが、他にも上記の技・能力を持っていると考えられます。
特に最終決戦からは、両腕に呪具のようなものを装備しているのが特徴であり、この呪具に何らかの効果が存在するという可能性があるでしょう。
また222話では、日下部と魂が入れ替わっているような描写が存在したため、この技術が宿儺との戦いで鍵になることが期待できます。
虎杖は「赤血操術」が使用可能に?
244話にて、戦いから降りると口にした加茂憲紀に対し、「俺は先輩に色々と教えてもらえて助かってるよ」と言葉を掛けた虎杖。
また虎杖は、「脹相は教えるの下手だから」と言及していますが、憲紀・脹相は二人とも「赤血操術」の術式を持つのが特徴です。
呪胎九相図の残りを取り込み、「赤血操術」を使用可能となった虎杖は、加茂・脹相から術式の使い方を教えてもらったのかもしれません。
宿儺に「穿血」を放ったのも虎杖?
247話では、日車に斬撃を放とうとした宿儺に対し、背後から赤血操術の奥義「穿血」が放たれる様子が描かれました。
「穿血」を片手で逸らした宿儺は、「これは九相図(兄)の…」と考えると、続けて「しぶといな」と口にすることに。
しかし、先述の通りに虎杖は「赤血操術」を身につけた可能性があるため、宿儺に「穿血」を放った本当の人物は虎杖とも考えられそうです。
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