3/25(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年17号(4月8日号)に掲載されている『呪術廻戦』の254話「人外魔境新宿決戦26」の感想・考察をまとめています。
呪術廻戦254話の内容のネタバレ・あらすじを始め、登場キャラの活躍なども掲載しているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
28巻 | ||||
---|---|---|---|---|
246話 | 247話 | 248話 | 249話 | 250話 |
251話 | 252話 | 253話 | 254話 | – |
29巻 | ||||
255話 | 256話 | 257話 | 258話 | 259話 |
260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 | 263話 |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
ミゲル | 日車寛見 | 万(よろず) | 偽夏油 |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
日車寛見の生存・死亡状況 | 乙骨憂太の生死・復活説 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 無下限呪術 | 無量空処 |
坐殺博徒 | 真贋相愛 | – | – |
呪具・呪物の関連記事 | |||
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地まとめ | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦253話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①真希・宿儺の戦いが再開する
- 最強の一級術師について語る一同
- 冥冥・七海・五条は日下部の名を挙げる
- 自分・宇佐美以外の誰かと答える日下部
- 真希が宿儺の斬撃を躱しつつ刀を振るう
- 宿儺の斬撃がビルを上下に真っ二つにする
- ビルが宿儺・真希の頭上へと倒壊することに
- 宿儺の斬撃を防ぐも吹き飛ばされる真希
- 真希の背後へと宿儺は先回りしていた
- 宿儺が真希に対して「捌」を放つことに
②宿儺・高専術師の戦いが激化
- 宿儺の背後で「獬豸」の構えを取る猪野
- 猪野に気付いた宿儺は斬撃を飛ばすことに
- 宿儺に蹴り飛ばされて窓から落ちる猪野
- 猪野が呪具を持っていなかったと気付く宿儺
- 上の階にいた日下部が呪具を振り下ろす
- 日下部の存在に気付いていた様子の宿儺
- 真希が再登場して宿儺に攻撃を加えることに
- このまま宿儺を押し切ると意気込む真希
- 宿儺の食指を最も動かしたのは真希と判明
- この現実に”呪いの王”は高揚している様子
③真希に対して「黒閃」を放つ宿儺
- 真希の顔を掴み建物の外へ戦場を移す宿儺
- 宿儺は真希を「真の虚無」と思うことに
- 真希の存在が術師を否定していると言う宿儺
- 宿儺は真希が振るう「釈魂刀」を腕で防ぐ
- 呪術・肉体のどちらを磨き上げるべきか
- 宿儺は反転術式での治癒を中断している様子
- 初めて使命を背負ったと口にする宿儺
- 真希に対して「黒閃」を直撃させる宿儺
- ここまで来たらやるしかないと思う日下部
- 日下部・宿儺が対峙する構図が描かれる
▼前話253話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦253話終了時のキャラ情報
253話で登場したキャラまとめ
呪術師・高専側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
禪院真希 | ・呪力がゼロのフィジカルギフテッド ・背後から「釈魂刀」で宿儺の体を貫く ・他の術師より宿儺の斬撃が見えている ・「捌」を食らうも宿儺と戦い続ける ・宿儺が放った「黒閃」が直撃する |
日下部篤也 | ・呪術高専東京校の二年担任 ・術式を持っていない ・最強の一級術師と言われている? ・七海の呪具で宿儺に攻撃を仕掛ける ・宿儺と一対一で戦うことに? |
猪野琢真 | ・呪術師としての等級は「二級」 ・術式は「来訪瑞獣」(降霊術) ・禪院甚爾に敗北し右目を失う? ・宿儺に蹴られて窓の外へ落ちることに ・七海の遺した鉈を日下部に預ける |
呪詛師側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
宿儺 | ・超重複同化の発動権を手にする ・呪力で強制的に心臓を動かしている状態 ・真希を相手にして高揚を覚える ・反転術式での治癒を中断している様子 ・真希に対して「黒閃」を放つことに ・続いて日下部と戦う展開となる? |
新宿決戦に未参戦のキャラ一覧
呪術高専の生徒たち | ||
---|---|---|
狗巻棘 | パンダ | 三輪霞 |
呪術高専の関係者 | ||
家入硝子 | – | – |
プレイヤー・その他 | ||
来栖華 | – | – |
五条・宿儺の戦いから引き続き、モニター越しに観戦を続けていると思われるのは上記の面々。
鹿紫雲の死亡後は虎杖・日車の二人が登場し、冥冥などもサポートをしている上、245話からは日下部・猪野・脹相が参戦している状況です。
また、251話では遂に真希が戦場に姿を現し、宿儺のことを背後から刀で貫くことに。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー | ||
---|---|---|
甘井凛 | (麗美) | – |
東京第二結界のプレイヤー | ||
シャルル | – | – |
仙台結界のプレイヤー | ||
烏鷺亨子 | – | – |
桜島結界のプレイヤー | ||
大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
ただし、シャルルは新宿決戦をタブレット越しに観戦している様子が描かれました。
残りの各結界の泳者のキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
3位 | 245話 | 人外魔境新宿決戦17 | 2024年3号 |
1位 | 246話 | 人外魔境新宿決戦18 | 2024年4・5号 |
3位 | 247話 | 人外魔境新宿決戦19 | 2024年6・7号 |
8位 | 248話 | 人外魔境新宿決戦20 | 2024年8号 |
5位 | 249話 | 人外魔境新宿決戦21 | 2024年10号 |
3位 | 250話 | 人外魔境新宿決戦22 | 2024年11号 |
6位 | 251話 | 人外魔境新宿決戦23 | 2024年12号 |
6位 | 252話 | 人外魔境新宿決戦24 | 2024年14号 |
1位 | 253話 | 人外魔境新宿決戦25 | 2024年15号 |
3位 | 254話 | 人外魔境新宿決戦26 | 2024年17号 |
▼次話255話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦254話のあらすじ・ネタバレ
日下部が宿儺の前で「簡易領域」を発動する
高専側の戦力で残っているのが一人だけとなり、宿儺と一対一で戦うこととなった日下部。
宿儺の目の前でシン・陰流「簡易領域」を発動すると、続けて居合「夕月」の構えを取り、それを目にした宿儺は「居合?斬撃を飛ばせる俺相手に?」と胸中で疑問を抱くことに。
一方の日下部は、「簡易領域」は術式そのものを中和できる訳ではない、簡易的ではありつつも領域は領域であり、その中では呪力の出力が上昇・宿儺の術は多少弱まると考えていました。
続けて日下部は、「簡易領域」の何より有難い点について、領域内に侵入したものを全自動反射で迎撃するといった、オリジナルのプログラムを組むことができることと整理します。
その目論見通りに、宿儺が放った斬撃は日下部の居合で弾かれていくという結果となりました。
宿儺の斬撃に何とか対処する日下部
自身の斬撃に対処した日下部に対し、「ほう」と口にして「悪くない反射神経だ」と思う宿儺。
一方の日下部は、宿儺の斬撃には呪力の起こり・モーションからほぼ山勘で対応してきたため、居合であれば多少はマシになると考えます。
そんな中、再び放たれた斬撃に全自動で迎撃しつつも、「ビビったぁ!!」と胸中で思う日下部。
宿儺はノーモーションで術式を発動したようで、その宿儺は笑みを浮かべながら「くはっ 次だな」と口にすることに。
再度居合の構えを取る日下部は、世界を断絶する「解」が来ると察して警戒を見せます。
日下部について語る冥冥・七海・五条
場面は変わり、「最強の一級術師は誰?」との質問に日下部と答えた冥冥は、自力で言えば自分・七海の方が上と補足する様子が描かれます。
一方、日下部について勝つイメージというより負けるイメージが湧かないと言い、豊富な呪術知識に基づいた分析・判断力も強みだと話す七海。
また、冥冥は応用の効く便利な男と言及すると、日下部について無人島に持って行きたい術師という感じと言い表すことに。
場面は移り、日下部の切り札として「簡易領域」に言及すると、「簡易領域」を成立させるために初心者は色々”縛り”を作ると話す五条。
日下部は”縛り”なしで「簡易領域」を成立させられる上、範囲もかなり広いと言葉を続けました。
宿儺の体を刀で切り刻む日下部
時は現在へと戻り、日下部と対峙していた宿儺は、日下部が術式対象の拡張のタメを狙って「簡易領域」を広げてきたと察する様子を見せます。
その行動を言い表すように、シン・陰流の居合は基本的にカウンターで相手を誘い込むものである一方で、日下部は後から「簡易領域」を広げて相手を引き込めると話す冥冥が描かれることに。
冥冥曰く、その「簡易領域」には領域内に侵入したものを、全自動反射で迎撃するプログラムが組み込まれているとのこと。
冥冥の言葉を補足するように、術式なしで一級術師に上り詰めた人が、脳ではなくて背骨で考えて襲ってくると話し、やられる方はたまったものではないと口にする七海。
「あれを捌ける人間を知りません」と七海が続けたように、現在の戦場では「簡易領域」の中に引き込んだ宿儺に対し、日下部が次々と刀で切り刻んでいくという迎撃の様子が描かれることに。
日下部は肉弾戦へと移行することに
宿儺の肉体を切り刻むも刀が折れてしまい、即座に着ていたコートを脱ぎ捨てる日下部。
コートを利用して宿儺の視界を封じると、徒手空拳での攻撃を畳み掛けることに。
宿儺がコートを斬撃で切断し、視界を確保する一方で、日下部は強烈な回し蹴りを放ち、そのまま宿儺を蹴り飛ばしました。
吹き飛んだ宿儺との距離を詰め、肉弾戦を繰り広げる日下部は、胸中で「らしくねぇ なーんでこんな頑張ってるんだっけ」と振り返ることに。
夜蛾学長のことを思い浮かべる日下部
日下部は「夜蛾さんのせいだよな 夜蛾さんには恩があるから」と考えるも、その夜蛾は既にもういないと自身の考えを否定することに。
一方で、いないからこそという面もあると思うと、自分たちは死んだ人間が生きていれば言いそうなことを考えるしかないと思考を続けます。
たとえ命を懸けて戦わなくとも、夜蛾は自分を責めることはなく、妹・タケルを会わせないなんてことはしないと思う日下部。
続けて、自分が命を懸けないことではなく、一緒に戦えないことに対して、夜蛾が少し悲しそうな顔をするかもと考えることに。
日下部が自身の行動を振り返る中、自分が日下部を推す一番の理由として、文句ばかり言うくせに知的誠実さは忘れないところと言及する冥冥。
続くコマでは、五条・七海・冥冥が日下部について「優しいんだよね」と口にしていました。
日下部が「朧月」の一撃を放つ
場面は戻り、宿儺の斬撃を避けつつ「うだうだ考えてんじゃねえ!!」と胸中で思う日下部。
ここで自分が退けば、宿儺は死滅回游の泳者になった三輪達も殺すと状況を整理します。
「ガキ共が命かけて戦った!!」「大人の俺が必死こかなくてどうするよ!!」と思いつつ、日下部は刀身が折れた刀を再び構えることに。
折れた刀身を再現するシン・陰流「朧月」の技を使用し、宿儺に渾身の一撃を繰り出す日下部。
しかし、既に傷ついている心臓を狙った一撃は、「見え見えだ」とのセリフと共に、宿儺に指で刀身を掴んで止められる結果となり、日下部は「クソッ」と言い捨てることに。
戦場にミゲルが姿を現すことに
宿儺の斬撃を浴び、上半身から血を流した日下部が地面に倒れる中、瞬間移動の術式で戦場に現れて「日下部!!」と呼び掛ける憂憂。
しかし、憂憂の背後には宿儺の姿があり、「そろそろ鬱陶しくなってきたな」と口にします。
絶体絶命のピンチに陥る憂憂でしたが、次の瞬間、宿儺の目の前に憂憂の姿は存在せず、地面には斬撃の痕だけが残ることに。
「知らん顔だな」と口にしつつ、宿儺が斜め上へと視線を向けた先には、憂憂を小脇に抱えたミゲルの姿が存在しました。
宿儺に対して「俺を知らないとはモグリだネ」と言うミゲルは、「これだから島国の人間は アンテナが低くて困るヨ」と続けることに。
呪術廻戦254話の内容・ネタバレまとめ
本誌254話の内容・ネタバレ一覧
①「簡易領域」を発動する日下部
- シン・陰流「簡易領域」を披露する日下部
- 居合「夕月」の構えを取ることに
- 簡易領域は術式そのものを中和できない
- ただし領域内では宿儺の術式が多少弱まる
- 全自動反射で迎撃することが可能に
- 日下部は宿儺の斬撃を居合で防ぐ
- ノーモーションで術式を発動する宿儺
- 世界を断絶する「解」が来ると察する日下部
②冥冥・七海・五条の日下部への評価
- 馬力は日下部より冥冥・七海の方が上
- 日下部は分析・判断力が強みと言う七海
- 冥冥は応用の効く便利な男と評する
- 日下部の切り札「簡易領域」に言及する五条
- 初心者は成立させるために”縛り”を作る
- 日下部は”縛り”なしで簡易領域を使える
- 宿儺を相手に簡易領域を広げる日下部
- 日下部は後から簡易領域に相手を引き込める
- 宿儺の肉体を日下部が刀で切り刻むことに
③日下部が宿儺に猛攻を仕掛ける
- 刀が折れた直後にコートを脱ぎ捨てる日下部
- コートで宿儺の視界を塞ぎ肉弾戦を試みる
- 日下部が回し蹴りで宿儺を蹴り飛ばす
- 徒手空拳での戦いに移行することに
- 日下部は自分が頑張っている理由を考える
- 夜蛾には恩があると胸中で思う日下部
- 日下部は知的誠実さは忘れないと言う冥冥
- 五条たちは日下部は「優しい」と話す
- 日下部はシン・陰流「朧月」を披露する
④ミゲルが戦場に姿を現すことに
- 宿儺の傷ついている心臓を狙った日下部
- 刀身を指で掴んで攻撃を防ぐ宿儺
- 日下部が血を流してその場で倒れることに
- 戦場に瞬間移動の術式で現れる憂憂
- 憂憂の背後に宿儺が登場する
- 地面には宿儺の斬撃の痕が残る
- 戦場にミゲルが姿を現すことに
- 宿儺から憂憂を助け出した様子のミゲル
▼次話255話のネタバレ考察はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌254話の感想・考察まとめ
シン・陰流「簡易領域」のおさらい
その技術を故意に門外へ伝える事を「縛り」で禁じた。
だが「見て盗む」は「縛り」に含まなかった様だ。
引用元:『呪術廻戦』公式ファンブック
「簡易領域」とは、呪術全盛の時代に考案された”領域”から身を守るための弱者の”領域”。
対領域・対結界の手段の一つとして、術式の付与された結界を中和することで、領域に付与された術式の必中効果を無効化することが可能です。
一方で、術式そのものを中和できるわけではないのが特徴となっています。
日下部が「簡易領域」を発動した理由は?
術式そのものは中和できない「簡易領域」は、簡易的ではあるものの領域の一種と言えます。
そのため、「簡易領域」の中では日下部の呪力の出力が上昇し、宿儺の術式は多少弱まるという性質があるとのこと。
日下部が「簡易領域」を発動したのは、術式を弱めて宿儺の斬撃に対処するためと考えられます。
居合「夕月」の効果について
日下部の「簡易領域」には、領域内に侵入したものを全自動反射で迎撃するという、日下部オリジナルのプログラムが組み込まれているとのこと。
居合「夕月」は迎撃するための手段であり、宿儺が飛ばした斬撃にも対処可能な技と言えます。
実際に居合で斬撃を防がれた宿儺は、胸中で「悪くない反射速度だ」と思うことに。
日下部の斬撃に対する対処法まとめ
① | シン・陰流「簡易領域」を発動する |
---|---|
② | 居合「夕月」で斬撃に対処する |
宿儺と一対一で戦う状況となった日下部は、上記の手段で宿儺の斬撃に対処することに。
日下部は宿儺の斬撃に、元々は呪力の起こり・モーションからほぼ山勘で対応していたようです。
しかし、居合「夕月」を発動したことで、斬撃への対応の状況は多少マシになるとのこと。
ノーモーションで術式を発動する宿儺
宿儺の斬撃に日下部が耐えた後、「悪くない反射速度だ」と反応を示した宿儺。
先程の斬撃は手を構えていたものの、次の瞬間には、ノーモーションで術式を発動することに。
「ビビったぁ!!」と思いつつ斬撃を防いだ日下部は、「くはっ 次だな」と笑う宿儺を見て、世界を断絶する「解」が来ると警戒を見せました。
日下部に対する冥冥・七海の評価
キャラ名 | 日下部への評価 |
---|---|
冥冥 | ・馬力で言えば自分・七海の方が上 ・応用の効く便利な男 ・無人島に持って行きたい術師という感じ |
七海建人 | ・負けるイメージが湧かない ・剣術も達者・技のバリエーションも多い ・分析・判断力も強み |
「最強の一級術師は誰?」との問いを受け、日下部の名を口にした冥冥・七海の二人は、上記のように言葉を続けることに。
剣術が達者で技のバリエーションも多く、結界術も使用可能なためか、応用の効く便利な男と日下部は評価されているようです。
また、勝つイメージというより負けるイメージが湧かないと話した七海によると、豊富な呪術知識に基づいた分析・判断力も強みとのこと。
五条が言う日下部の切り札について
冥冥・七海に続き、日下部の切り札として「簡易領域」に言及する五条。
「簡易領域」を成立させるために、初心者は三輪のように色々”縛り”を作るとのこと。
一方の日下部は、”縛り”なしで「簡易領域」を成立させられる上、範囲がかなり広いという性質があるようです。
三輪が作っている”縛り”とは?
① | 領域の範囲は半径2.21メートル |
---|---|
② | 両足が展開時の点から離れると解除される |
三輪の「簡易領域」の特徴は、上記の通り。
発動時の両足を地面から離さないことが、「簡易領域」の成立のための”縛り”となっています。
また、日下部の「簡易領域」は範囲が広いため、三輪の領域の数倍が射程範囲だと言えそうです。
「簡易領域」に宿儺を引き込む日下部
宿儺が「世界を断つ斬撃」を放つと察し、「簡易領域」の範囲内に宿儺を引き込んだ日下部。
居合「夕月」で対応する前と同様に、日下部は呪力の起こり・モーションから、宿儺が「世界を断つ斬撃」を放つつもりと察したと思われます。
「世界を断つ斬撃」には呪詞の詠唱のほか、術式対象の拡張のタメが必要なようで、日下部はそれを狙って「簡易領域」を広げたようです。
日下部の「簡易領域」の特徴のおさらい
① | 後から「簡易領域」を広げて相手を引き込める |
---|---|
② | 全自動で迎撃するプログラムが組み込まれている |
シン・陰流の居合は、基本的にカウンターで相手を誘い込むという性質が存在します。
一方の日下部は、後から「簡易領域」を広げて相手を引き込むことが可能です。
その「簡易領域」には、領域内に侵入したものを全自動反射で迎撃するという、日下部オリジナルのプログラムが組み込まれているとのこと。
宿儺を日下部の斬撃が襲うことに
「簡易領域」を広げて宿儺を引き込むと、居合「夕月」によって宿儺を切り刻んだ日下部。
七海が「あれを捌ける人間を知りません」と口にしていた通り、宿儺の上半身には夥しい斬撃の跡が刻まれる結果となりました。
ただし、宿儺の肉体が硬いためか、刀は折れてしまうこととなり、日下部の攻撃自体は宿儺にほぼダメージを与えられていないようです。
徒手空拳での戦いに移行する日下部
刀が折れた直後、日下部はすぐさま着ていたコートを脱ぐと、そのまま宿儺に投げつけて視界を塞ぐ行動に出ました。
日下部が拳を放つ一方で、斬撃を放ってコートを両断し、視界を取り戻した宿儺。
しかし次の瞬間、日下部は強烈な回し蹴りを放ち、宿儺を勢いよく吹き飛ばすことに。
日下部が頑張っている理由とは?
① | 夜蛾学長に恩があるため |
---|---|
② | 一緒に戦えないことに対して、夜蛾が悲しそうな顔をする可能性がある |
宿儺と肉弾戦を繰り広げつつ、「らしくねぇ なーんでこんな頑張ってるんだっけ」と思う日下部。
「夜蛾さんのせいだよな」と考えつつ、妹・タケルの件で夜蛾に恩があると振り返ることに。
また、別に自分が命をかけて戦わなくとも、夜蛾は責めやしないものの、一緒に戦えないことに少し悲しそうな顔をするかもと思考を続けました。
妹・タケルについておさらい
キャラ名 | 特徴・状況 |
---|---|
妹 | ・日下部篤也の妹 ・息子のタケルを亡くしてしまう ・夜蛾が作り出した呪骸をタケルと認識する |
タケル | ・日下部篤也の甥 ・何らかの経緯で死亡してしまった様子 ・夜蛾が完全自立型人工呪骸として作成する |
日下部の妹・タケルとは、147話にて日下部の回想内で登場したキャラを指します。
夜蛾は「完全自立型人工呪骸」の製造方法を確立すると、パンダのように、死亡したはずのタケルを呪骸として作成することに。
タケルの呪骸は、あくまでタケルの情報を持った何かではあるものの、心を病んだ日下部の妹の生きる支えになったと思われます。
日下部を「優しい」と言う一同
自分が頑張っている経緯を日下部が振り返る中、場面は冥冥の発言の続きへと変わることに。
日下部の「簡易領域」などに触れた後、自分が日下部を推す一番の理由として、文句ばかり言うくせに知的誠実さは忘れないところと言う冥冥。
続くコマでは、五条などが日下部について「優しいんだよね」と評する様子が描かれました。
胸中で覚悟を決める日下部
自分が戦っている意味を振り返るも、「うだうだ考えてんじゃねえ!!」と切り替える日下部。
ここで自分が退けば、宿儺は死滅回游の泳者となった三輪達も殺すと状況を整理します。
「ガキ共が命かけて戦った!!」「大人の俺が必死こかなくてどうするよ!!」と胸中で覚悟を決め、日下部は折れた刀を構える様子が描かれました。
呪術廻戦254話の展開・内容予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年17号の発売前に掲載した254話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。
新宿決戦の状況のおさらい
新宿決戦のマッチアップ | ||
---|---|---|
禪院真希 日下部篤也 猪野琢真 |
VS | 両面宿儺 |
新宿決戦の状況は、真希・宿儺の二人を中心として、上記のような構図に変化しています。
真希が宿儺と激戦を繰り広げる中、日下部・猪野の二人は真希がダメージを受けたタイミングで、宿儺に攻撃を仕掛ける立ち回りを見せました。
しかし、猪野は宿儺の蹴りを食らって吐血した後、窓を突き破って建物の外へ落ちる様子が描かれており、戦線離脱した可能性があります。
宿儺VS日下部の戦いが始まることに?
天与呪縛の真希を相手に高揚を覚えた宿儺は、最終的に「黒閃」を放つ様子が描かれました。
真希が「黒閃」の直撃を受けたことで、現在の新宿決戦において、未だ戦闘可能な状態なのは日下部のみという可能性があるでしょう。
日下部自身は「やるのか…??俺が宿儺を…!?」と思っているものの、254話では日下部・宿儺の戦いが始まる展開になると考えられます。
日下部の真の実力が明らかとなる?
キャラ名 | 最強の一級術師について |
---|---|
冥冥 | 「え?日下部」と即答する |
七海建人 | 状況次第なものの日下部と答える |
五条悟 | ・日下部の名前を挙げることに ・御三家を入れれば話は変わってくる? |
日下部篤也 | 自分・宇佐美以外の誰かと返答する |
253話の冒頭では、「最強の一級術師は誰?」との質問に対し、各キャラが上記のように返答する様子が描かれることに。
日下部自身は認めていないものの、一級術師として最強なのは日下部である可能性が高いです。
高専術師の大半が戦闘不能という状況の中、日下部が宿儺を相手に真の実力を発揮する展開が期待できるでしょう。
真希は戦闘不能?防御に成功した?
宿儺が放った「黒閃」を受けたものの、真希は宿儺の拳が直撃する寸前に、左手を腹の前に出しているように描かれています。
この描写からは、宿儺の「黒閃」は真希に直撃しておらず、真希は何とか防御することに成功したとも捉えられるでしょう。
その場合、真希はまだ戦闘不能になっておらず、どこかのタイミングで戦線復帰する可能性がある状況だと考えられます。
宿儺が反転術式の出力を取り戻す?
6巻50話では、黒閃をキメた術師は一時的に”ゾーン”に入った状態になると言及されることに。
このことから、真希を相手に黒閃を放った宿儺もボルテージが上がっていると思われ、現在の宿儺はより強化されている状態と捉えられます。
また、反転術式の出力が落ちていたものの、「黒閃」の影響により反転術式の出力を取り戻しているという可能性もあるでしょう。
「黒閃」を連続して放つ可能性も?
虎杖・五条など、一度黒閃を放った術師は、立て続けに黒閃を決める傾向にあるのが特徴。
宿儺も同様であり、今後の展開で黒閃を連発する可能性があると言えるでしょう。
今後宿儺と戦うと思われる日下部は、黒閃を防ぐ・耐える必要がある状況と捉えられそうです。
虎杖・脹相が戦線に復帰することに?
キャラ名 | 252話時点の状況 |
---|---|
虎杖悠仁 | ・吐血して立ち上がれない状態 ・反転術式で体を再度治すことに |
脹相 | 虎杖に対して治療のアドバイスをする |
宿儺との戦いに日下部・猪野が参戦した中、虎杖・脹相は253話で未登場となっています。
一方、日下部は自分一人が残された状況で「虎杖は?脹相は?」と二人の名を挙げており、虎杖・脹相が再登場することは間違いないでしょう。
虎杖が反転術式で治療を終えた後、二人が戦線復帰して宿儺と戦い始める展開が期待できます。
呪術廻戦の関連記事まとめ
キャラ関連の記事一覧
キャラ関連の考察記事 | |
---|---|
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 |
日車寛見の生存・死亡状況 | 乙骨憂太の生死・復活説 |
ミゲルの再登場はいつ? | 夜蛾学長の内通者説 |
夏油傑の生存・死亡状況 | 星漿体・天元の関係性 |
禪院家の家系図予想 | 虎杖家の家族構成 |
ファンブック最新情報 | – |
術式・技の考察記事 | |
領域展開の使用者・解説 | 反転術式の解説まとめ |
竈・開の発動条件/威力 | 無下限呪術の強さ・技一覧 |
無量空処の効果・強さ | 坐殺博徒のルールまとめ |
真贋相愛の能力・効果 | – |
呪具・呪物の考察記事 | |
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地 |
人気投票記事 | |
第一回人気投票 | 第二回人気投票 |
第三回人気投票 | 第四回人気投票 |
各キャラの術式・能力まとめ
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---|---|
呪術廻戦の年表・時系列 | 完結・連載終了はいつ? |
渋谷事変の各キャラの活躍まとめ
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16巻 | ||||
---|---|---|---|---|
134話 | 135話 | 136話 | 137話 | 138話 |
139話 | 140話 | 141話 | 142話 | – |
17巻 | ||||
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