【呪術廻戦】原画展(大阪会場)の一問一答まとめ|人外魔境新宿決戦・バカサバイバー!!

呪術廻戦展大阪一問一答アイキャッチ 呪術廻戦
引用元:芥見下々『呪術廻戦』展 公式サイト

週刊少年ジャンプで連載していた『呪術廻戦』における、芥見下々「呪術廻戦」展の一問一答についてまとめています。
呪術展(大阪会場)にて公開された「人外魔境新宿決戦」編・「バカサバイバー!!」編の、芥見下々先生によるQ&A形式の一問一答についてネタバレしています。
『呪術廻戦』の原画展・大阪会場で判明した新情報、Q&Aの内容が知りたい方は、是非ご覧ください。

目次

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「人外魔境新宿決戦」編の一問一答まとめ

※以下の内容は、原画展にて確認したものを覚えている範囲で掲載しています。
一言一句正しいものではないため、閲覧の際にはあらかじめご注意ください。

芥見先生によるQ&Aの内容一覧

Q1最終決戦の場を新宿にした理由はなんでしょうか?
A1夏油が0巻で新宿を「呪いの坩堝」と言ったので。
既存の結界以外の場所でもあったため、ここ以外ないかと。
シンボリックな建物も多いですし。
Q2五条と伊地知の関係性(信頼)が、新宿決戦の冒頭に描かれた意図はなんでしょうか?
総力戦なので全キャラにスポットライトを当てるという狙いでしょうか?
A2全キャラというよりは、五条周りのエピソードを吐き出そうとしました。
Q3最終決戦の構想にて、当初から変更した部分はありましたか?
色々なバトルの順番を決めた際に、どのバトルの配置に一番苦労したのでしょうか?
A3特に当初の予定から大きな変更はなかったような…。
読者は、vs「完全体宿儺」戦がレイドバトルだと想定していたと思います。
しかし私はなるべくタイマンで戦って欲しいと考えていました。
できるだけ自然(読者に言い訳できるよう)に、一対一の形式を作ることの方がつらかった気がします。
この時ほどサッカー(スポーツ)をやっていてよかったと思ったことはなかったかもしれません。
上手い人に何人かで挑んでも、最終的に一対一になった時の気持ちを思い出して描きました。
兄がサッカー上手くて、芥見は運動音痴。
Q4平安時代の呪術師(天元・天使)と宿儺の間に、因縁・設定があれば教えてください。
また、即身仏として浄界に安置されていた宿儺の遺骸には、どんな意味があったのですか?
A4羂索と契約した術師は、体の一部を呪物として遺しました。
皆さんご存知の通り、宿儺の場合は指です。(呪物が複数になったのは宿儺のみ)
指以外の遺体は、裏梅の死後に行方不明となりました。
それが現代に甦ったところ、自他共に認めるわがままフェアリーを仏として安置していたため、そりゃ宿儺も笑っちゃうよねという感じです。
天使は海外(中東)から来た術師です。
平安後期の当時、日本と交易はないと思うのですが、空飛べるし別にいいかって。
Q5234話「人外魔境新宿決戦12」の五条のセリフで登場した、十種影法術の式神「虎葬」の能力・デザインは決めていたのですか?
A5なんかこう……虎がカッコいい感じで……。
Q6「現代最強」の呪術師・五条悟の最期を描いた、第236話「南へ」のストーリー(ネーム)はどのように生まれたのですか?
キャラクターが勝手に動く感じはありましたか?
A6アニメ2期での御所園監督とのやり取りを経て、この頃から場面設定に演出的意図を持たせることを意識し始めていました。
おかげで、この回のネームの進捗はスムーズでした。
五条の負け方はずっと決まっていました。
ただ、読者にストレートに機序を説明して決着をつけても、このバトルは面白くならないね、という話も結構前の段階で出ていました。
構成を捻ることになったのはそのせいですね。
Q7宿儺が五条との戦いに決着をつけた斬撃は、どのタイミングで繰り出されていたのですか?
A7普通に「五条の勝ちだ」の後にぶった斬られました。
魔虚羅を倒した後の油断がデカかったと思います。
この時の五条は、宿儺にはもう無下限を攻略する手はないと思っていたので、普段の五条なら何かしら感じ取って、致命傷くらいは避けたんじゃないですかね。
Q8人外魔境新宿決戦の途中に「バカサバイバー!!」編を挟むという構成は、早い段階で決まっていたのでしょうか?
A8バカサバイバー!!編を挟み込むことは決まっていましたが、宿儺vs鹿紫雲と、宿儺vs日車のどちらの後にするかを迷っていた気がします。
タイミングを狙ったというよりは、ここらでやるしかなかったという感じです。

「バカサバイバー!!」編の一問一答まとめ

※以下の内容は、原画展にて確認したものを覚えている範囲で掲載しています。
一言一句正しいものではないため、閲覧の際にはあらかじめご注意ください。

芥見先生によるQ&Aの内容一覧

Q1キャラクターは個々に独立して生まれているということでしたが、髙羽というキャラクターを生み出した時はどうでしたか?
「バカサバイバー!!」編までの展開を見据えて生まれたのですか?
A1羂索の負け方は決まっていたので、そこからという感じでした。
芸人さんという職業にシンパシーを感じていて(主に人生の変わり方に)、ここまで特定の職業を描く場合、取材は必須だと思うのですが、芸人さん(髙羽)はこのシンパシーの積み重ねを吐き出すことで描くと早い段階で決めていました。
Q2偽夏油の中身が羂索と決まったのは、「渋谷事変」編の中盤ということでしたが、その時から羂索のキャラクターの性格・設定(天元との因縁やお笑い好きなど)は確立していたのですか?
少しずつ解釈を深めた感じですか?
A2お笑い好きは後付けで、芸人に敗れるということが先に決まっていたような気がします。
天元は作劇上の悪者になる気はなかったので、どうしても羂索とは対立してしまいました。
Q3岩手県・御所湖結界に現れた髙羽は、vs羂索戦に自身が投入された理由・自身の術式の可能性をどこまで理解していたのですか?
A3何も理解していません。
Q4最強vs最強の直接対決の後に、羂索に対して「お笑い(髙羽)」、宿儺に対して「法制度(日車)」という、現代の要素を絡めたバトル構造には狙いがあったのでしょうか?
また、髙羽がチートになり過ぎないよう、セーブしながら描いた部分などはありますか?
A4特に意識はしてないです。
髙羽の術式は、髙羽が持っている限りはそこまでチートではないと感じています。
Q5「バカサバイバー!!」編のネーム作成時、通常とは異なる「笑いを描く」という作業は、どのような感覚でしたか?
「ネームがさくさく進む」といった化学反応はあったのでしょうか?
A5出来不出来を置いておけば、あまり普段と変わらない作業でした。
化学反応は言うほど……。
あればハジケリストとしてもっと胸を張れたでしょう。
漫才回はできるだけ賞レースのようなカメラワークに限定したかったのですが、途中で断念していますね。
二人の立ち位置が途中で変わるのは本職の人から見たらどうなんだろう……。
Q6髙羽が漫才の舞台上で「終わりたくねぇよ」と口にしましたが、自分が満足すると術式が解かれ、負ける(死ぬ!?)と分かっていたのでしょうか?
A6ずっと漫才をしていたかっただけですね。
Q7「ピンチャン」の漫才が終わった後の場面に関して、ネーム段階では髙羽はコスチューム姿でしたが、完成原稿で死装束にしたのは、ここで髙羽が負ける(死ぬ!?)ということを、視覚的に一度印象付けたい意図からでしょうか?
それとも何か別の意図からでしょうか?
A7ほぼノリですね。
もう髙羽は戦えないということを読者に明示したかった意図はあると思います。

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