8/19(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年38号(9月2日号)に掲載されている『呪術廻戦』の266話「人外魔境新宿決戦37」のネタバレをまとめています。
266話にて描かれた虎杖・伏黒の対話の様子を始め、虎杖VS宿儺の戦いの様子、伏黒の魂が息を吹き返した経緯について考察しています。
呪術廻戦266話の内容のあらすじのほか、宿儺が再び領域展開を発動した経緯・”宿儺の指”が描かれた理由などもまとめているので、是非ご覧ください。
目次
▼呪術廻戦の関連記事はこちら
29巻 | ||||
---|---|---|---|---|
255話 | 256話 | 257話 | 258話 | 259話 |
260話 | 261話 | 262話 | 262話-2 | 263話 |
30巻 | ||||
264話 | 265話 | 266話 | 267話 | 268話 |
269話 | 270話 | 271話 | – | – |
キャラ考察まとめ | |||
---|---|---|---|
両面宿儺 | 鹿紫雲一 | 乙骨憂太 | 秤金次 |
ミゲル | 日車寛見 | 万(よろず) | 偽夏油 |
キャラ関連の考察記事 | |||
五条悟の生存・死亡状況 | 虎杖悠仁の術式の正体予想 | ||
日車寛見の生存・死亡状況 | 乙骨憂太の生死・復活説 | ||
術式・技の関連記事 | |||
領域展開 | 反転術式 | 竈・開 | 無下限呪術 |
無量空処 | 坐殺博徒 | 真贋相愛 | 虎杖の領域 |
呪具・呪物の関連記事 | |||
特級呪物「獄門疆」とは? | 天逆鉾の能力・現在地予想 | ||
考察・解説記事 | |||
アニメ二期の放送時期 | 渋谷事変後の生死状況 | ||
死滅回游のルール・考察 | 呪術廻戦の年表・時系列 |
呪術廻戦265話の内容のおさらい
前話のネタバレ・あらすじまとめ
①現在の状況について会話する虎杖・宿儺
- 術師との戦いの最中について話す宿儺
- 稀に相手と繋がることがあるとのこと
- 呪力が人間の感情由来のための副作用?
- 宿儺は「今のこれは違う」と断言する
- 虎杖に貴様の領域なのかと問う宿儺
- 自分もよく分かっていないと答える虎杖
- 虎杖は宿儺と話す時間が欲しかったと言う
- 仙台に戻るまで岩手に住んでいた虎杖
- 久々に来ると結構廃れていたと話す
- 虎杖は正直まあそうだろうなと思った様子
②虎杖が宿儺と共に思い出の地を巡る
- 一番よく遊んだ公園に宿儺と共に訪れる
- 公園内の遊具・水道などに言及する虎杖
- 伏黒の記憶を読んだことを明かす宿儺
- 虎杖の幼少期の記憶は一々読み取らない
- ザリガニ釣りに興じる虎杖・宿儺の二人
- サイズ・種類などで軽く揉めることに
- 不満気に虎杖に「……おい」と言う宿儺
- 続けて小岩井農場に訪れる虎杖たち
- アーチェリーの的の真ん中に当てる宿儺
- 宿儺はリアル弓世代と納得を見せる虎杖
③宿儺が虎杖に対して意図を問う
- 虎杖が冬の日の思い出について語る
- 「おい いい加減にしろ」と言い放つ宿儺
- 見せたいものは見せた気がすると言う虎杖
- 宿儺は結局何が言いたいのかと問い掛ける
- 生きていくことについて語り始める虎杖
- 人の命には価値があると続けることに
- 死亡したキャラと共に釘崎が描かれる
- 虎杖は宿儺のことは嫌いだと言い放つ
- せめて人間を知ってもらおうとしたと話す
④虎杖が宿儺を殺せると断言する
- 一連の発言を受けて何も感じないと言う宿儺
- 「まあそうだろうな」の一言で済ませる
- 返答を受けて「やっぱりダメか」と言う虎杖
- 腰抜け具合に唖然としていると言う宿儺
- 宿儺は虎杖に憐れまれていると察する
- 自分は宿儺を殺せると断言する虎杖
- 虎杖の瞳孔が宿儺そっくりに変化する
- 伏黒を解放・自分の中に戻れと言い放つ虎杖
- 虎杖の発言に歯を剥き出しにする宿儺
- 宿儺は人間を皆殺しにしてやると宣言する
▼前話265話のネタバレまとめはこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦265話終了時のキャラ情報
265話で登場したキャラまとめ
呪術師・高専側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
虎杖悠仁 | ・「赤血操術」・「御廚子」を使用可能 ・宿儺・伏黒の魂の境界に「解」を放つ ・何度でも伏黒を起こそうとする ・遂に領域展開を発動することに ・宿儺に人間を知ってもらおうとする ・自分は宿儺を殺せると断言する |
呪詛師側の主要キャラ一覧
キャラ名 | 目的・状況 |
---|---|
宿儺 | ・超重複同化の発動権を手にする ・領域展開の直後で術式使用が困難な状態 ・反転術式を取り戻すことに ・四本の腕・二つの口を回復させる ・虎杖の領域展開を食らった様子? ・虎杖の発言を受けて怒りを見せる |
虎杖の発言時に描かれたキャラ一覧
人の命について話している場面 | ||
---|---|---|
虎杖倭助 | 吉野順平 | 七海建人 |
釘崎野薔薇 | 脹相 | 五条悟 |
許せないと語っている場面 | ||
真人 | 両面宿儺 | – |
宿儺との会話の場面で、虎杖が人の命の価値について語った際、背景には上記のキャラが描かれているのが特徴です。
祖父の虎杖倭助・吉野順平を始めとして、基本的には死亡したキャラが描かれていると言えます。
釘崎のコマが存在するのは、作中で既に死亡しているためと捉えられるでしょう。
新宿決戦に未参戦のキャラ一覧
呪術高専の生徒たち | ||
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パンダ | 新田新 | – |
呪術高専の関係者 | ||
家入硝子 | – | – |
プレイヤー・その他 | ||
甘井凛 | – | – |
新宿決戦が開始してから、未だに参戦していないキャラは上記の面々となっています。
高専術師の内、日下部・猪野・脹相・真希といった面々が続々と宿儺と戦い始める中、未参戦だった狗巻は262話-2で遂に活躍が見られることに。
また来栖華の場合は、東堂の術式によって宿儺の上空に姿を現し、出力最大の「邪去悔の梯子」を放つ様子が描かれました。
未登場・詳細が不明なキャラまとめ
東京第一結界のプレイヤー | ||
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(麗美) | – | – |
東京第二結界のプレイヤー | ||
シャルル | – | – |
仙台結界のプレイヤー | ||
烏鷺亨子 | – | – |
桜島結界のプレイヤー | ||
大道鋼 | 三代六十四 | – |
上記のキャラたちは、五条・宿儺の戦いを見守っている際に特に登場していません。
ただし、シャルルは新宿決戦をタブレット越しに観戦している様子が描かれました。
残りの各結界の泳者のキャラに関しては、どのタイミングで再登場するのか不明となっています。
呪術廻戦の掲載順まとめ
『呪術廻戦』の直近10話の掲載順一覧
順位 | 話数 | タイトル | 年・号 |
---|---|---|---|
3位 | 258話 | 人外魔境新宿決戦30 | 2024年22・23号 |
12位 | 259話 | 人外魔境新宿決戦31 | 2024年24号 |
9位 | 260話 | 人外魔境新宿決戦32 | 2024年25号 |
6位 | 261話 | 人外魔境新宿決戦33 | 2024年26号 |
1位 | 262話 | 人外魔境新宿決戦34 | 2024年28号 |
6位 | 262話-2 | 人外魔境新宿決戦34-2 | 2024年32号 |
9位 | 263話 | 人外魔境新宿決戦35 | 2024年33号 |
7位 | 264話 | 人外魔境新宿決戦36 | 2024年35号 |
8位 | 265話 | あの日 | 2024年36・37号 |
8位 | 266話 | 人外魔境新宿決戦37 | 2024年38号 |
次号39号では表紙&巻頭カラー!
8月26日(月)発売の週刊少年ジャンプ39号では、『呪術廻戦』が表紙&巻頭カラーを飾ることに。
「人外魔境新宿決戦、最高潮!!」と予告されている上、第四回キャラ人気投票の詳細が発表され、TOP3以外の順位が明かされるとのこと。
また、「特別企画のおしらせ」と題して、とんでもない企画が発表されるようです。
▼次話267話のネタバレ考察はこちら
呪術廻戦266話のあらすじ・ネタバレ
虎杖・伏黒の対話が描かれる
虎杖を前にして「もういいんだ」と口にすると、津美紀が理不尽な不幸に晒されることのない世界を作りたかったと、自身の思いを明かす伏黒。
たとえ作れなくても、せめて自分が生きている間・自分の目の届く範囲では、そんな脆い生活を維持したかったと続けます。
他愛のない日常を例に挙げ、「ああ幸せだなって」と感じたかったと話す伏黒は、「でも もういいんだ」と再度口にすることに。
伏黒の言葉を聞いた後、祖父の病気は肺癌から始まったと話し始める虎杖は、祖父が早い段階で副作用が強い治療を拒否したと明かします。
自分は体が丈夫なため、そのような治療を拒む・安楽死の話などはいまいちピンと来ず、どこか他人事だったと続ける虎杖。
しかし、高専に来て体感した最悪の思いが延々続くと考えれば、祖父のような人達の選択に共感できるようになったと言い、「だから 今の伏黒に生きろなんて言えない」と口にしました。
「彌虚葛籠」を発動させる宿儺
虎杖・伏黒の対話の後、場面は虎杖の領域内へと代わり、下側の二本の腕を利用して「彌虚葛籠」を発動させる宿儺が描かれます。
虎杖と対峙しながら、今の「無量空処」の影響の残る脳で、五条の編み出した自ら脳を破壊・再生し、領域で焼き切れた術式をリセットする方法は、実行するにはリスクが高すぎると思う宿儺。
簡易領域・彌虚葛籠は、心象を具現化した領域に比べて出力が弱く、領域に付与された必中術式が的中するまでの時間を稼ぐことが可能なものの、いつかは必ず押し負けてしまうとのこと。
しかし、宿儺は「彌虚葛籠」発動後も掌印を結び続けることでその出力を補い、領域に押し負けることなく戦闘を続けることが可能なようです。
虎杖・宿儺が領域内で戦い始める
鳥が飛び立つ描写の後には、領域内で虎杖・宿儺の二人が肉弾戦を始めることに。
下側の二本の腕で「彌虚葛籠」を維持しつつ、蹴りを放つ宿儺でしたが、虎杖に足を掴まれてしまい、手刀による反撃を食らいます。
一方の宿儺は、足を引き離しつつ体当たりをし、地面に倒れ込んだ虎杖に再び蹴りを放ちました。
両腕で蹴りを防いだものの、立て続けに顔面を殴られ、そのまま吹き飛ばされていく虎杖。
宿儺が虎杖に対して怒りを見せる
殴り飛ばした虎杖を追いかけながら、「クハッ!! 自分でも驚いてるよ!!」「俺は見下されるとここまで怒るのだな!!」と声を上げる宿儺。
続けて、目の前の虎杖に「俺に憐愍を垂れくさったことを!!」「貴様以外の人間に償わせることが 今から楽しみで仕方がない!!」と言い放ちます。
そんな中、場面は伏黒・五条が出会った時へと代わり、五条に代わって伏黒から「何 その顔」と言われる虎杖が描かれることに。
伏黒の視線の先で、涙を浮かべながら「オマエがいないと寂しいよ 伏黒」と口にする虎杖。
次の瞬間、場面は領域内で虎杖・宿儺が戦う光景へと戻り、宿儺の左足は突如として影の中に沈むこととなりました。
伏黒の魂が息を吹き返すことに
魔虚羅が破壊され、自分の十種影法術は機能を失っている状況のため、胸中で「これは……伏黒恵の……!!」と察する様子を見せる宿儺。
虎杖の「解」によって、”浴”で沈めた伏黒の魂が息を吹き返したと整理していると、虎杖によって顔面を殴られて吹き飛ばされることに。
宿儺を殴り飛ばしつつ、伏黒が息を吹き返したことに気付いたのか、虎杖は思わず口元に笑みを浮かべ、宿儺との距離を詰めていきます。
宿儺に立て続けに拳を放った後、足元の雪を利用して宿儺の視界を封じようとする虎杖。
次の瞬間、互いの頭を左腕で掴んだ虎杖・宿儺は、残った右腕で相手を殴り続けることに。
宿儺が焼き切れた術式をリセットする
お互いに殴り合っていた中、宿儺は虎杖の拳を頭に受けてフラついたかと思いきや、「彌虚葛籠」が一部割れてしまう描写がされることに。
額から血を流しつつ、虎杖の打撃には反転術式ではどうにもならない影響があるため、続けて「『彌虚葛籠』が解ける!!」と考える宿儺。
しかし次の瞬間、いくつもの斬撃が放たれた描写がされたかと思いきや、拳を構えていた虎杖の左腕の装備がバラバラになる様子が描かれました。
装備がバラバラになる中、拳を構えていた左腕を振り切るも宿儺に躱されてしまい、「宿儺の術式が回復した!?」と気付く虎杖。
その理由について、宿儺が五条と同様に焼き切れた術式のリセットをしたと思い至ることに。
”宿儺の指”の存在が明らかに?
自ら脳を破壊・再生し、領域展開後に焼き切れた術式をリセットさせたため、鼻から血が流れる様子が描かれる宿儺。
また、宿儺は反転術式で額の傷を治しつつ、片腕で掌印を結んで「領域展開」と唱えることに。
その宿儺の視線の先では、虎杖が振り抜いた左腕の拳を開いており、左手の薬指・小指を失っていることが判明します。
その後、場面は螺旋状の階段が広がる光景へと代わり、階段の先には紐で拘束されている”宿儺の指”のようなものが存在していました。
呪術廻戦266話の内容・ネタバレまとめ
本誌266話の内容・ネタバレ一覧
①虎杖・伏黒の対話の様子が描かれる
- 虎杖を前にして「もういいんだ」と言う伏黒
- 伏黒は津美紀について言及することに
- 他愛のない生活を維持したかったと続ける
- 「でも もういいんだ」と再度口にする伏黒
- 祖父がキツめの治療を拒否したと語る虎杖
- 虎杖は体が丈夫なためどこか他人事だった
- 高専に来て最悪の思いをしたと言う虎杖
- 祖父などの人達の選択に共感できるように
- 今の伏黒に生きろとは言えないと話す虎杖
②領域内で戦い始める虎杖・宿儺
- 下の二本の腕で「彌虚葛籠」を発動する宿儺
- 虎杖・宿儺が領域内で対峙することに
- 焼き切れた術式のリセットはリスクが高い
- 掌印を結び続け出力を補うことができる宿儺
- 領域に押し負けることなく戦闘を継続可能
- 体当たりを食らって地面に倒れ込む虎杖
- 宿儺が虎杖のことを殴り飛ばすことに
- 見下された怒りに驚いていると笑う宿儺
- 宿儺は虎杖以外の人間に償わせるつもり
③伏黒の魂が息を吹き返すことに
- 小学生の頃の伏黒を前にする虎杖
- 虎杖は伏黒がいないと寂しいと涙を浮かべる
- 宿儺の左足が突如として影に沈むことに
- 伏黒の魂が息を吹き返したと察する宿儺
- 虎杖が隙をついて宿儺のことを殴り飛ばす
- 伏黒の状況を察して笑みを浮かべる虎杖
- 虎杖・宿儺がお互いを殴り合うことに
- 「彌虚葛籠」が一部割れる様子が描かれる
- 虎杖の打撃は宿儺への影響が大きい
- 「彌虚葛籠」が解けると胸中で思う宿儺
④宿儺が焼き切れた術式をリセットする
- 複数の斬撃が放たれる描写がされることに
- 虎杖の左腕の装備が突如バラバラとなる
- 宿儺の術式が回復したと気付く虎杖
- 焼き切れた術式をリセットさせた宿儺
- 宿儺は鼻から血を流す様子が描かれる
- 掌印を結んで「領域展開」と唱える宿儺
- 虎杖の左手の薬指・小指は失われている状態
- 場面が螺旋状の階段が続く光景に移行する
- ”宿儺の指”のようなモノが描かれることに
▼次話267話のネタバレ考察はこちら
▼死滅回游に関する記事はこちら
呪術廻戦本誌266話の感想・考察まとめ
虎杖の左手が欠損していると判明する
小指 | 【該当話】24巻/212話 ・宿儺が虎杖の身体の主導権を手にする ・小指を自ら千切って伏黒に飲ませた |
---|---|
薬指 | 【該当話】30巻/266話 ・小指と共に欠損していることが判明 ・参戦前には薬指は欠損していなかった |
宿儺が「解」を放ち、虎杖の左腕の装備がバラバラとなった際には、左手の薬指・小指が欠損していることが判明しました。
小指は宿儺が「契闊」と唱え、伏黒に指を飲ませるために千切った時から再生していなかったため、元々存在していなかったと言えるでしょう。
ただし、薬指の場合は五条・宿儺の戦闘中にはまだ存在していたため、参戦前に何らかの経緯で失ったと考えられます。
拘束・封印されている様子の指が登場
① | 作中世界の現実で存在・封印されているもの |
---|---|
② | 虎杖悠仁の領域内に存在しているもの |
③ | 虎杖悠仁の体内をイメージした描写 |
266話の最後には、巨大な螺旋階段を降った先に、紐で拘束・封印されている”宿儺の指”のようなものが登場しました。
指の正体に関しては、主に上記の三通りが考えられ、虎杖の領域内・体内の描写といった可能性が考えられるでしょう。
ただし、指が封印されている螺旋階段は、奥多摩の白丸ダムがモチーフと思われるため、作中世界で実際に指が封印されていると思われます。
”宿儺の指”である可能性が高い?
パターン1 | 20本目の”宿儺の指”(五条が持っていた?) |
---|---|
パターン2 | 虎杖悠仁の中に残されていた指 |
パターン3 | 虎杖悠仁の薬指を利用して作り出したもの |
先述の指の正体については、主に上記の三パターンが挙げられます。
リカが取り込んだのは、本当は虎杖の左手の薬指であり、最後の”宿儺の指”は未だ隠されているのではないでしょうか?
また、虎杖の肉体に生まれながらに封印されていた指、もしくは虎杖の薬指を利用して作り出した指・呪物という可能性もあるでしょう。
”宿儺の指”の現状についておさらい
※作中から読み取れる仮の内容を記載しています。
対象話 | ”宿儺の指”の本数/経緯 | |
---|---|---|
29巻 | 257話 | 【指の数】1本目 虎杖悠仁の肉体に、生まれながらに封印されていた |
1巻 | 1話 | 【指の数】2本目 高校の百葉箱の中に保管されていたはずの物を、虎杖が自ら飲み込む |
1巻 | 2話 | 【指の数】3本目 高専が保有していた指を飲み込む |
2巻 | 8話 | 【指の数】4本目 少年院の特級呪霊が取り込んでいた指を、宿儺が自ら飲み込む |
8巻 | 63話 | 【指の数】5本目 八十八橋の特級呪霊が取り込んでいた指を、宿儺が自ら飲み込む |
13巻 | 111話 | 【指の数】6本目 菜々子・美々子が気絶している虎杖に飲み込ませる |
13巻 | 112話 | 【指の数】7本目〜16本目 漏瑚が気絶している虎杖に10本の指を飲み込ませる |
25巻 | 222話 | 【指の数】17本目〜19本目 裏梅が探し出して宿儺に献上する |
28巻 | 251話 | 【指の数】20本目 ・五条が既に手中に収めていた? ・「リカ」が最後の一本を飲み込んだ? |
作中で登場した”宿儺の指”の動向は、上記の通りになっていると考えられます。
虎杖の体には、生まれながらに”宿儺の指”が封印されていたため、1話で取り込んだ指は二本目だったと捉えられるようです。
現在の宿儺は、自身の指を19本分取り込んでいるのが特徴で、222話では最後の一本を見つけられなかったと裏梅が話す場面が存在しています。
リカが食べたのは20本目の”宿儺の指”?
パターン1 | 20本目の”宿儺の指” |
---|---|
パターン2 | 虎杖の左手の欠損している薬指 |
250話にて、宿儺の術式「御廚子」をコピーして攻撃する様子が描かれた乙骨。
「”宿儺の指” 最後の一本回収できなかったでしょう」と口にしており、リカが20本目の指を取り込んだことを示唆していると捉えられます。
ただし、266話の最後で”宿儺の指”と思われるものが描かれたため、リカが取り込んだのは虎杖の左手の薬指だったとも考えられそうです。
呪術廻戦266話の展開・内容予想
※以下の内容は、週刊少年ジャンプ2024年38号の発売前に掲載した266話の展開予想です。
あらかじめご注意ください。
新宿決戦の状況のおさらい
来栖華が出力最大の「邪去悔の梯子」を放つも、宿儺が反撃に出て「黒閃」を放ち、東堂・来栖が戦闘不能となってしまった新宿決戦。
その後、虎杖・宿儺の一対一の戦いへと移行し、宿儺が反転術式を取り戻して身体を回復させるも、虎杖が領域展開を発動させることに。
虎杖・宿儺は、駅のホームにいる様子が描かれたかと思いきや、虎杖は自身が過ごした幼少期の街を宿儺を連れて案内する展開となりました。
虎杖が宿儺を殺せると断言した理由は?
宿儺から「俺を憐んでいるのか…?」「情けをかけようとしているのか…?」と問われ、「そうだ宿儺 俺はオマエを殺せる」と断言した虎杖。
瞳孔が宿儺そっくりに変化した虎杖は、続けて「伏黒を解放しろ」「もう一度俺の中に戻るなら殺さないでやる」と言い放つことに。
264話時点で虎杖は既に領域を展開済みのため、宿儺を殺せると確信しているのかもしれません。
宿儺を再び取り込むつもりがある?
先述の通り、伏黒を解放するように言った虎杖は、「もう一度俺の中に戻るなら殺さないでやる」と口にしているのが特徴です。
この発言からは、虎杖は自身の「檻」である性質を活かし、再び宿儺の受肉体となるつもりがあると捉えられるでしょう。
魂の境界への「解」を食らった際、”宿儺の指”を吐き出していたため、虎杖は宿儺・伏黒の魂を分離可能と考えているという可能性があります。
虎杖の領域展開についておさらい
虎杖が「領域展開」と唱えた次の瞬間、宿儺は虎杖の体に受肉していた時の姿で描かれることに。
宿儺は「なんだ…これは…」と口にしており、自分の置かれている状況が掴めていない様子。
虎杖が領域展開を発動したためか、周囲の光景は駅のホームへと変わっており、宿儺は現状を理解できていない状態と言えるでしょう。
五条死亡時・虎杖の領域の対比について
該当話 | 状況・出来事 | |
---|---|---|
26巻 | 236話 | ・五条が夏油に話し掛けられる ・二人の格好は高専時の制服 ・今まで死亡した者が空港に集う ・五条は南へ行くことを選んだ? |
30巻 | 264話 | ・宿儺が虎杖に話し掛けられる ・二人の格好は高専の制服 ・周囲は駅のホームとなっている ・駅のモチーフは岩手県・北上駅? |
駅のホームにて、虎杖から話しかけられた宿儺の構図は、236話で五条が空港で夏油と会話を交わした描写とそっくりと言えるでしょう。
空港・駅と異なる要素はあるものの、格好が高専の制服で一致していることからも、宿儺の状況・五条死亡時は対比されていると捉えられます。
宿儺の外見が、平安時代の真の姿・伏黒の肉体から、虎杖に受肉していた時に変わっているのも、対比の一つの要素なのかもしれません。
虎杖の領域は”存在しない記憶”関連?
東堂・脹相の二人は、虎杖との戦闘中に”存在しない記憶”を目にしていたのが特徴。
264話では、虎杖に「行くぞ!! 宿儺!!」と話し掛けられている様子から、宿儺も同様に”存在しない記憶”を目にしていると考えられそうです。
虎杖の領域展開の効果とは、相手に”存在しない記憶”を見せるという可能性があるでしょう。
▼虎杖悠仁の領域展開の考察記事はこちら
現在の宿儺が置かれている状況は?
① | 領域展開の影響を受けている最中 |
---|---|
② | 術式が当たって魂を分離されている状態 |
駅のホームにいる宿儺の現状に関して、上記のどちらかに該当すると考えられます。
ただし、虎杖が領域展開を披露する直前には、領域に付与された術式が必ず当たるという、五条の発言が強調されているのが特徴です。
虎杖の領域には、必中効果として「解」が付与されており、現実では宿儺・伏黒の魂が分離されている状況なのかもしれません。
宿儺は反転術式を取り戻している状態
新宿決戦の最中、宿儺は真希との戦いをキッカケとして、合計七度の「黒閃」を決めることに。
五度の「黒閃」の後には、再び領域展開「伏魔御廚子」が使用可能となったのが特徴です。
その後、東堂を相手に二度の「黒閃」を決めた宿儺は、遂に反転術式を取り戻すこととなり、失った腕を再生させる様子が描かれました。
術式の焼き切れから回復する可能性は低い?
① | 体術のみで虎杖を圧倒可能 |
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② | 世界を断絶する「解」を放つことが可能 |
③ | 元々の掌印で領域「伏魔御廚子」を展開可能? |
反転術式を使用可能となり、失った腕を再生させて四本の腕が揃うこととなった宿儺。
体術だけで虎杖を圧倒できる上に、掌印が完結できるようになったため、世界を断絶する「解」を放つことが可能になったと言えるでしょう。
焼き切れた術式が回復した場合、虎杖たちが勝てる可能性は皆無のため、宿儺の術式はこのまま回復しないのではないでしょうか?
宿儺の”縛り”のデメリットが判明?
① | 掌印の変更 →残りの一本の腕で掌印を結ぶ |
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② | 以前と異なる脳の部位での術式・結界術の運用 →「無量空処」の影響のない部位を使用する |
「伏魔御廚子」を再現した宿儺ですが、上記の不確定要素・即席の”縛り”を含んでいるとのこと。
即席の”縛り”の詳細は不明ですが、何かしらのデメリットが存在することは間違いないでしょう。
今後の展開では、即席の”縛り”におけるデメリットが鍵を握るという可能性も考えられます。
虎杖の腕の変化の秘密・能力とは?
① | 腕に呪具を装備している |
---|---|
② | 「呪胎九相図」を取り込んだことによる変化 |
虎杖は238話の最後に戦場に現れた時から、腕が変化しているのが特徴となっています。
腕の変化の理由は明かされておらず、呪具を装備しているほか、虎杖自身の肉体が変化しているという二つが候補として考えられるでしょう。
仮に両腕に呪具を装備している場合、呪具に存在する効果に注目と言えそうです。
今後の「リカ」の行動について
パターン1 | 5分経過まで乙骨の肉体を抱きしめたまま |
---|---|
パターン2 | 宿儺と戦う乙骨の元へと向かう |
262話の最後では、乙骨が指輪を嵌めて完全顕現させた「リカ」が、涙を流しながら乙骨の肉体を抱きしめているのが特徴です。
今後の「リカ」の行動に関しては、主に上記の二パターンが考えられるでしょう。
仮に「リカ」が乙骨の肉体から離れられない場合、パターン1のように、5分が経過するまで乙骨の体を抱きしめたままとなりそうです。
「リカ」が消滅してしまうことに?
「リカ」とは、祈本里香の成仏後に乙骨に残された、外付けの術式・呪力の備蓄となっています。
しかし、乙骨が五条の肉体に渡った後でも、乙骨の元の体を重視している様子から、「リカ」は乙骨の体と紐づけられていると捉えられそうです。
乙骨の元の体は既に死体と化していると思われ、接続持続可能時間の5分が経過した後、「リカ」はそのまま消滅してしまうのかもしれません。
乙骨は死亡してしまうことに?
パターン1 | 【羂索の術式】常時または断続運転タイプ 肉体・魂のどちらかが維持できずに死ぬ |
---|---|
パターン2 | 【羂索の術式】間欠的に運転するタイプ 即死はないもののいずれ死ぬ |
パターン3 | 【羂索の術式】単発・一度きり発動の場合 5分経っても無下限呪術を使える |
乙骨が羂索の”肉体を渡る術式”を使用した後、「リカ」の完全顕現可能時間の5分が経過した場合、上記の三通りが考えられると口にした冥冥。
263話では、コピーしていた羂索の術式が焼き切れて倒れてしまったため、乙骨は常に羂索の術式を使用している状態だと捉えられます。
そのため、リカが憑いてきていない今、5分が経過してしまった場合、乙骨はこのまま死んでしまう可能性が高いでしょう。
▼乙骨憂太の復活説・生死考察はこちら
今後参戦可能なキャラについて
新宿決戦に参戦済みのキャラ | ||
---|---|---|
冥冥 | 西宮桃 | – |
新宿決戦に未参戦のキャラ | ||
パンダ | 釘崎野薔薇 | – |
宿儺との激戦が行われている状況ですが、今後参戦する可能性があるキャラとしては、上記の面々などが挙げられるでしょう。
「今後刀を振るわない」という”縛り”に科されている三輪が、真希を守るために参戦したため、冥冥・西宮などの参戦も考えられます。
また、弱体化したためかパンダは未登場であり、今後の展開次第では参戦するのかもしれません。
復活が考えられるキャラまとめ
復活の可能性があるキャラ | ||
---|---|---|
日車寛見 | 日下部篤也 | – |
宿儺に敗北した上記の面々は、再度参戦する可能性は低いものの、憂憂の空間移動の術式で回収された人物たちとなっています。
特に日車の場合は、致命傷を負っているため復活する可能性は低いものの、このまま再登場せずに終わるとは考えにくいです。
憂憂に回収された後、何らかの方法で治療を受けた彼らは、再度宿儺と戦うために戦場に現れるのではないでしょうか?
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